2009年2月21日土曜日

ヒマラヤよりも丹沢 その四

 

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 きっとそうだろう、幸せの青い鳥は、そばにいる!気づかないだけ……。妻や子供達は海外に憧れる事夥しい。丸で、♪~たんたん狸の金時計、~センスの無い事夥し~♪と、私には思える。
 海外旅行より、よっぽど伊豆の温泉の方が良いもんねー!大体からして成田に行くだけでウンザリ、とっとと家に帰りたくなる。だから伊豆が大好き、海外登山より海外旅行より全国高級旅館巡りより宇宙旅行より……、あ、待って!宇宙となると話が違う。
 私の夢は、銀河系宇宙を足の下に見てみたい、という事。(死んでも無理だろうなあ)せめて、地球軌道(念の為。地球の周りを回る軌道、分かり切った事を失礼しました)でも良いから、宇宙に行きたい。
 それでも、一応シュミレーションをして見ました。たとえば火星旅行の切符が、チョコレートを買ったら入っていたとしよう。(有りましたね、似たような映画が)で、勿論行きます。
 地球が地球に見えているうちは良いだろう。地球が唯の明るい星になったら、寂しいだろうなあ。その上退屈だろうなあ。なぜって、行って帰るのに、上手くいっても一年半。毎日星しか見えない生活……。多分船内は狭いし。その上筋力は再起不能に衰え、カルシウムは溶け出し放題。戻って来れば地球の重力に耐えられず、体中の骨が折れ、帰還祝いで一杯やる間もなく、お葬式。矢張り、伊豆の温泉が良い!
 疑う人は、一度火星に行って来れば良い。絶対止めないもんねー。
 伊豆で露天風呂に入って、酒を飲んで、刺身を食べて、鯵の開きを食べるのだ。火星に行って来て死ぬより余程良いに決まっているじゃないか!それに伊豆は近い。海外なんざ話の外。成田に着く頃にはこっちは伊豆に着いちまって、温泉に入っているよ!!!
 話が訳分かんなくなってしまった。三ツ峰に戻りましょう。で、冬の物見峠の景色がとても良かったんです!(引っ張るだけ引っ張ってこれです、失礼しました。あ、見捨てないで!)
 大山にはあちこちから登ったが、山頂近くから諸戸へ下る道をやろうとした時は失敗した。当時の地図には黒い破線が記載されていたのだ。処が入り口が無い。大山山頂付近は意外と藪が深いのだ。うろうろ探し回った末に、諦めた。
 逆に諸戸から詰めると決めた。詰めなら藪でも突破するしかないから。だって、登るだけ登って、今更戻る訳にはいかないでしょう。詰まり、背水の陣を張った訳。最早あたしゃあ漢の乾信だ!(違うって?)
 諸戸からは営林署の路が有った。難なく頂上近くの登山道に、ひょっこりと出た。何だ、此処だったのか。昔の話だから、今もそうかは、保証しません。
 大山は、南から見ると三角に聳えて見える。鋭く尖った山容だ。東から見ると、丹沢連峰の左端に、堂々と位置している。天晴れ夕映えの丹沢の重鎮なのです。

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