今回は三ノ塔東北尾根(仮称)で有る。文字通り三ノ塔から東北へ延び、札掛の藤熊川とタライ小屋沢の合流点に至る尾根だ。
途中に有る970mピークは「ヨモギ平」と呼ばれて居る様だ。尾根には全く問題無い。初心者でも大丈夫、と言おうと思ったが、小さい渡渉が有ったり、道が明瞭な訳でも無いので、一応経験者と同行のコースとした。
秦野駅からヤビツ峠へ、バスで入る。時刻は事前に調べておく様に。あたしは五十分も待ちたく無いので蓑毛行のバスに乗った。其処から峠へ登ったが、バスなら一時間の峠道をカット出来るので、お奨めです。
峠から丹沢三ッ峰が正面。
バス停の先の駐車場に、こんな標識が有る。
駐車場の右奥に、門戸口への路が有る。
此のショートカットは助かる。昔は無かった。大分行ってからカットしたのだが、今の方が、ずーっと効率的だ。沢沿いだが、マーカーは確りして居るので、大丈夫。二十分程で門戸口に着く。昔は青山荘がポツンと建って居るだけだったが、今では喫茶店(?)になって、外にも建物が有った。
舗装道路を右に下って行く。左手は川で、割と嫌にならない道路だ。
間も無く諸戸だ。此処も昔は、営林事務所が有っただけだが、今は付近にキャンプ場なぞ出来て、今昔の思いが、深いですなあ。
諸戸から小一時間で札掛で、左に吊り橋が有る。此れを渡る。
渡ったら左へタライ小屋沢に沿って行き、川の石垣が切れた所で川原に降りる。
ジャブジャブ渡れば簡単なのだけど、寒い日に濡れたくなければ、石伝いに渡れる所を探すのだ。流れは可愛いものだ。落っこちない様に気を付けて。もし落ちても、冷たいだけなんだけどね。
さて、渡ったら見回して貰おう。丁度枝尾根の末端が有る。此の右側を登るのだ。
写真では傾斜が表現出来ない。嫌でも右側を登るしかないのだ。実は此れが悩ましい問題なのだ。其の訳は次回に。(続)