2013年11月14日木曜日

閑話番外 その七十二





 閑話百十一でも触れたが、高取山の事。其の前にも、リハビリの山として書いた。あたしに取っても妻に取ってもで有る。
 初めて(除く大昔)登ったのは、去年の二月だった。前記だが、伊勢原駅からバス通りと車道を一時間半程歩いて登り口に着いた。膝の痛みに苦しんで居た割には、変に頑張ったものだ。
 歩き乍ら高取山を見ると、八合目辺りに小さく何かが見える。大分上に何が有るのかと思って居た。
 登りになって暫くすると、聖不動尊(ひじりふどうそん)に着いた。見晴らしが突然きいて、気持ちの良い所だった。
 其の祠が下から見えて居たのだ。説明文に依ると、足腰を強めて下さる(意訳です)と有る。リハビリの山と言うのは、偶然では無かったのかな?と思わされるのだ。
 此処迄来れば頂上は直ぐの筈だ。処がどっこい、此処からが高取山の本番なの。下りの 
説明はした(ハイクのお誘い)が、段差の大きい階段が続くのが、意外と骨だ。其れもほぼ頂上迄だから、一気に登らされて、多分誰でもヒーヒー言わされるだろう。
 此の聖峰ルートがメインルートなのだが、未だ妻を連れて行く自信が無い。あの段差には耐えられない、と思って仕舞うのだ。それに、バスを使っても一時間の車道歩きは避けられない。
 あたしは駅から歩いた位だから、車道も歩道も関係無い。言い直せば、アスファルトも土も、道には変わり無い。勿論、車道は面白くも何とも無い。自然な登山道の方が良いに決まって居る。でも、両者を比べても歩くに変わりは無い。
 妻(と多くの人)は違う事を言う。車道は足腰にこたえると。そうなのけえ?きっと、そうなんだろう。本人達が言ってんだから。
 それでは聖不動尊に巡り合えないので、次はメインルートに妻を連れて挑戦です。上手く行ったらお慰み、ってこってす。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

アスファルトも段差の大きな階段もいやですねー!できるだけ平らで、柔らかい土で、クッションの良い上等な山靴で、祠まで行けるといいですねー!
夫婦して、リハビリの山に通うって、素敵すぎます!!!

kenzaburou さんのコメント...

詰まり、夫婦で障害を抱えているのです。トホホ……。