2016年6月29日水曜日

クソ面倒な話 その十三




 前に載せた文です。人類滅亡の夢の無い話で失礼 。
 地球もやがては最後を迎える。その遥か前に人類は最期を迎える。何故かと言うと、球が消滅する時期と、人類が消滅する時期は異なるからで、地球はピンピンとして存在て居ても、人類が死に絶えて仕舞うのだ。
 どうやって死に絶える?SF作家達は涎を垂らして調査し、色々な事例を設定する。勿論映画会社も其のテーマを、作品化する。
 尤も、現在を襲う人類滅亡の危機が中心で、遙か未来に思いを致したのは、宇宙家族か思い浮かばない。
 小惑星や彗星の衝突は定番だ。恐竜絶滅の原因も其れとなって居るが、あたしゃあ異議有りだけども今は其の話じゃ無いので置いておく。
 天体の地球衝突は充分有り得る。現在の観測技術では、数キロメートルの大きさの小惑星全ての軌道を把握は出来ない。毎年新たな小惑星が幾つも発見されて居るのが現状だ。
 予測されない小惑星が現れ、地球衝突の軌道を描いて居る場合、確認は衝突一週間前に出来る。全てが間に合わない事夥しい。しかも、何時起きても不思議では無い事柄なだ。
 天体衝突は無いか、有っても人類滅亡は避けられたとしよう。目出度い事だ。
 十億年で、太陽の光度増大の影響に依り地球の平均気温は摂氏八十度になると、予測されて居る。荒っぽく、定率で太陽光度が増すとして、五億年で平均気温は四十度となる。
 大した事は無いと思いますか?今の平均気温は、此処十年で随分上昇したとは言え、ほぼ零度。どうです、驚いたでしょう?詰まり、今より四十度気温が上がる訳で、ま、人生きて行けるのは、極地に限られて仕舞うのは当然。でもどれだけの人が極地で暮らのだろうか。廃墟となった都市はは骸骨で覆われるのだ。
 生態系も破壊されるだろうから、食料にも苦労するだろう。好転する見込みは無い生活だから、其の日暮らし。何か嫌だなあ。
 悲酸過ぎて、映画は不入りに決まって居る。サンシャイン2057の様に、人間が太活動をどうにかするなんて、豚すら笑う御伽噺、現実はシビアなのだ。太陽の中心は15000000K、地球に有る全ての核兵器(人類を何度も絶滅させられる量だが)一遍に爆発させても、太陽が一秒間に発するエネルギーには及ばない。
 所詮人間に宇宙をどうにかする力は、どう見ても無い。現に、科学が進んだと言いら、未だに台風にも地震にも津波にも無力なのは、否定出来ない事実だ。
増してや宇宙規模となると、人類は笑っちゃう程無力なのは至極当然の事だ。所詮人間は、地球の生んだ自然の一部なんだろう。
 夢の無い事ばかり書きますなあ。正確一番。でも、五億年に近く人類は生きられますくまで計算上で、保証は誰にも出来ません。

2016年6月26日日曜日

休題 その百七十一




 選挙が始まった。長い選挙戦を戦う候補者達は大変だろう。勿論あたしは真っ平御免だ。まあ、誰もあたしに立候補しろなんて言いっこないけどね♪
 今回の選挙の著しい特徴は、多くの野党が共同戦線を張った事だろう。一人区では統一候補を立てた。共産党もその一員で有る。 
 安倍政権を倒す為だと言うが、倒すだけで後の事はてんでバラバラだ。待って居るのは混乱じゃないのかい。又バタバタ総理が替わる政局に戻すのみだろう。
 キツイ事を言わせて貰えば、野党共闘に加わった政党は民主主義とは無縁な政党で、ろくでなしってこった。
 共産党は綱領に有る武力革命を捨てていない。一党独裁も謳っている。詰まり民主主義否定を目的としているのだ。幾つもの民主国家が共産党の存在を禁止しているのも無理からぬ事で有る。
 あたしごときに“ろくでなし”と罵られている政党は、歯を食いしばっても共産党と共闘はすべきでなかった。それは自ら民主主義を否定する行いだからだ。矛盾に気付かない有権者を当てにしているのだろうが、世の中はバカばかりではないのだ。
 とは言っても有る程度はバカ(失礼)はいる。そのバカ(失礼)が意外と多ければ思わぬ収穫も有り得る。それは民主主義を否定し混乱を呼ぶ、と言う収穫だとあたしは確信している。
 進退窮まって悪魔と手を結んだろくでなし共(失礼)に、是非とも正当な評価が与えられるべきだ。
 其れがまっとうな日本人の務めだと信じるのです。

2016年6月23日木曜日

山と酒と飲んべ その六




 で、小屋やテントに戻ってからは、ウイスキーをチビチビやるのみ。其れで充分なのだ。とても美味しい事は、今更言う迄もなかろう。
 天気が悪ければ? 小屋の中かテントの中で、チビチビやって居るのだ。テントだと雨音がバックグランドミュージック、其れは其れなりの雰囲気が有って、良いもんさ。
 では、雪上で幕営地でなくて悪天候なら? 
 其れは割と辛い。頼れる者は誰も居ないのだから。当然明日の心配も有る。晴れるだろうか? ルートを間違えないだろうか? ラッセルがひどく無いだろうか? 悪天候が続いたらどうしよう? 大体からして、無事に家に帰れるのだろうか???
 我乍ら可哀そうな局面では有る。でも、誰に強制された訳でも無い。自ら好んで、家族の反対(特に母)を押し切って来たのだから、何の文句も言えないのだ。嫌なら、来なければ良いんじゃないの?
 で、友は酒と言う事になる。あ、此の場合も同じく量はいらない。其の前に、量を飲む気にはなれない。少しで足りる。
 第一そんな時に、くよくよ考えて居て何になりますか。酒を飲んで寝ちまうのが一番(眠れればだけど)なのだ。春ならば水割りに雪をぶち込む。とても冷たくて美味い!冬ならば、熱湯でウイスキーを割る。尤も直ぐに冷めて、氷の粒がカップの中に(!)出来るんだけどね。
 何か寂しい話になった。表現の間違いで有る。そんな場合でも、酒が有っての山なのだ。どんな場合でもだ。酒が無ければ山では無い、と聞こえるだろうけど、そうでは無い。酒が無くて、何の山だと言ってるの。え、同じだって? 良かろう、私に関しては認めよう。
 山と酒万歳!! って事でした。酒を飲まない人、御免なさい(ペコリ)。
 (この章終わり)

2016年6月20日月曜日

休題 その百七十




 東京の水瓶、利根川水系ダム群の貯水量が例年の3割近くに減ったそうだ。このままだと夏場の水不足は必至だろう。いや、もう水不足は始まっている。
 降雨量が少ないので、と解説していたが、的外れだ。降雪が少なかった為、が正しい。五月に平標に行って、雪原の筈が草原になっていて驚いた話は書いた。
其の時あたしは呟いた。「こりゃあ水不足になるなあ」 例年なら六月末迄上越国境稜線にたっぷりと積もった雪が融け続け、利根川は水が豊富なのだ。
 今年は、あの調子では四月半ばにはもう雪は殆ど消えていた事だろう。従ってダムからは水が消えて行く。
 あの長大な山域に積もる雪が東京を支えているのだ。大自然の貯水所なのだ。でも、あくまで大自然だから、人間の都合に合わせてくれる訳ではない。
 大都市ほど脆いものだ。これでダムが空になったら東東京は干上がってしまう。給水車を幾ら動員しても、数百万人、昼間人口はもっと膨れ上がるだろうから、とてもじゃ無いが賄えない。
 トイレは当たり前だが水洗だ。一回に10lから15l(!)の水を流す。節水型も増えて来たけど、過半数にはとても及ぶまい。トイレの水が上水道と言うのも勿体無い話では有る。
 トイレが使用不可能になったら、仕事どころでは無くなるに決まっている。誰も出勤して来なくなるのでは?
 西東京が多摩川水系だったのは幸いだ。多少は水を回せるかも知れない。神奈川県は水が豊富だ。でも、どうやって水を運べば良いのかな。あたしが知らないだけなのだ。
 いずれにせよ、今から節水に心掛ける必要が有るでしょう。ま、普段から必要な心掛けでは有ります。