物議を醸したGO TOキャンペーンだが、県によって評価が異なるって処だろう。今の段階では、大成功でもなければ大失敗でもない。
あたしはこの試みは是非続けるべきだと思う。さもなければ、旅行会社、バス会社、旅館、ホテル、土産物屋、タクシー、小さなテーマパーク等が全滅するに決まって居るからだ。
あたしは町田市民だ。御承知の通り東京都民にはGO TOキャンペーンは適応されない。町田は東京なのだが、神奈川県に突き出している。従って急行で小田原に向かっても新宿に向かっても、次の駅は神奈川なのだ。
カズヤチャンネルGXってご存知だろうか。政治系ユーチューバーNo1のカズヤ君と和田憲治君の対談だ。そこでGO TOキャンペーンの話になった。「町田市民は可哀そうですよね」「バスは神奈中だし、皆神奈川だと思ってますよ」「90%を神奈川県民として生きて、10%で弾かれるw」
二人とも気の毒だとは言うけれど、実に嬉しそうに話していた。でも、発言内容には全く間違いはない。
長い間旅行にも行かなかったので、妻と湯河原へ一泊旅行に行って来た。八月末とは言え未だ夏休み料金の延長で、何処も何時もより三千円~五千円程高めの料金だ。
妻は「GO TOを見込んでるのよ」と言うが、あたしは時期的問題だと思う。それに、GO TOで湯河原にどっと人が押しかけるとは思えないのだ。
我々の泊まった宿には十組の客がいた。もっと収容できる宿だ。旅行者の動きが鈍いのだ。我々だって三月以来なのだから。
多分GO TO利用客が大半だろう、と思ってしまう。我乍らさもしい根性ですなあ。でも35%値引きは大きいですぞ。
東京都民もGO TO対象にしてよお。皆出掛けるだろうから。武漢肺炎で死ぬなんて交通事故死より少ないんだからね。