PCR検査を全員やれと主張するコメンテーターはいるが、実際にやった人はそれ程多くはないのでは。あたしは昨日やって来ました。
前章で風邪っぽくて咳が続くので、温泉で温まろうとして弘法山に行ったと書いた。結果は温泉でも駄目だった。夜に咳が出る事が多く、始まると五分近く続く。で、医者に行ったですよ。
風邪気味と書いたら即刻待合室から出されて、玄関先の椅子に座らされた。結局一時間以上そこにいた。たまに看護師が来て「寒いですねえ、済みません」と言う。あたしだから良いものの、本当の病人なら重篤になる事間違いなしです。うっかり医者にも行けない。
結局薬を出して貰い、PCR検査を受ける手筈をされちまった。面倒っちいなあ、唯の風邪だってえのに。検査場が近くだから未だ良いが、午後の時間指定ってえのがどうもね。
車で行けと言うのでそうした。ドライブスルーなのだ。検査場に着くと防護服の三人が待っていて紹介状を渡す。名前の確認をして即鼻に綿棒を突っ込んでグリグリやる。注意書きを渡されてそれで終了だ。
あの物々しさは二類感染症指定だからだ。結核、ジフテリア、鳥インフルエンザと同じ扱いなのだ。初期の頃なら仕方ない。正体が不明だったから。コレラやパラチフスより厳格な扱いをした訳だ。従って、疑いがあるだけで表に出される事になる。
もう正体は掴めた。どう見ても危険度がコレラ以上ではないでしょうが。何時迄も二類扱いだから医療ひっ迫も起きる。さっさとインフルエンザ並みの五類にすべきじゃないかな。ワクチン接種も80%を超えて、死亡率もぐんと下がったのだからね。
扱いを緩くするとマスコミが大喜びで攻め立てるだろうが、彼らは飯のタネにしてるだけで、国の心配はしてないんですよ。