2021年10月1日金曜日

休題 その三百八十七

 

 昨日北アの前穂高に登って帰って来ました。その話は「山の報告」でするが、帰宅して新総裁が決まった事を知った。山の中で呆けていたので、総裁選の事を忘れていた(恥)。

 岸田新総裁、妥当な処だろう。河野太郎氏じゃなかったのは大いに結構な事だ。彼には怪しい要素が多過ぎる。おまけに石破氏、小泉氏と組むに至っては話にならん。同類が寄り添ったのだろうか。

 小泉氏は環境大臣をやって貰って良かった。バカなのがバレたから。レジ袋有料化は勘弁して欲しいけどね。無意味且つ不便なだけ。

 無責任に言うが、こんな面白い総裁選は初めてだ。高市早苗氏の出馬がその原因だろう。マスコミは河野氏一択、高市氏は泡沫扱いだったが、出馬会見から流れが変わった。明確な国家感と政策を持った人だと認識され始めたのだ。マスコミは取り上げたがらなったけど、ネットでは断トツ人気になった。その後の状況は御存じの通り。

 マスコミは河野氏が一番人気だと言い続け、現に一回面の投票では党員党友票の44%以上を獲得している。一般アンケートと余り変わりない結果だ。党員党友って、国家と自民党を憂いてるんじゃねえのけえ?

 一寸と潜って見たら平均年齢は八十歳前後、これじゃあマスコミの言う通りに誘導されるだろう。従って年々減り続けて、平成三年には五百四十七万人だったが、令和になると七十八万人になる。八割五分(!)も減った。

 選挙の年は一時的に増えるらしい。立候補者は百人の党員党友を集めねばならない。そんな暇がない人は、名義を借りて党費は自分で払う。たまに党員増加運動(?)が有る様だが、同じ様にやる人もいるだろう(多いかも)。

 依って、党員でもないのに総裁選の投票用紙が送られて来たとの騒ぎが、何件も起きた訳だ。数合わせの党員党友なんて何なんだ。一般の人気投票と変わりないじゃないですか。

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