2021年10月22日金曜日

休題 その三百八十八

 

 「国境なき記者団」が毎年発表する報道の自由度ランキングで、今年の日本は六十七位であった。勿論、先進国の中ではメッチャ低い順序です。

 あたしが見る処では、日本は何を書いてもお咎めなしの世界でも珍しい報道自由な国なのだが。まあ、色々な見方があるのだろう。

 一面、報道の自由がない国だと言われれば、確かに頷く部分はあるかと思う。我々の知らない報道上のタブーが、多数存在している様なのだ。

 熱海市伊豆山の集中豪雨災害、盛り土をして放置した業者の名も現持ち主の名もAとかBで、ネット上では実名が判明しているのに隠し続けている。これは何故? 同和関連の業者なので名前は伏せるらしいが、そんなタブーは報道関係者内で勝手に決めた事だろう。自由な報道とは思えませんなあ。

 シナ関係の情報が薄っぺら過ぎる。シナの出す数値をおうむ返しに報道している。真実の数値が出て来る訳がない。シナ政府でさえ真実の数値の把握は不可能だろうから、日本の報道機関にそれは望むべくもない。しかし、シナはこう発表しているが実際は誇張してる(或いは少なく操作している)のでは、その根拠は云々、位の解説は付けるべきだろう。シナの宣伝機関じゃないんだから。

 必要な外国との比較がなされていない事夥しい。武漢肺炎の件だが、発症者がこれだけ出た、重症にこんなになった、と騒ぎ立てるが、諸外国と比べたグラフなんざ滅多にお目にかからない。そんな物を出すと日本の少なさが一目瞭然になって、騒げなくなるからだろうと推察する。唯騒いで煽り立てるのがメディアの役割だとおもってるのかな。

 防衛費についてもそう。シナの物凄い軍事費上昇については触れない。北朝鮮の軍事力増強についても成るべく触れない。これじゃ報道自由度六十七位も当然だと愚考するです。

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