2009年4月23日木曜日

デートコースは雲の上 その一

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 さて、ご存知鍋割山。昔のガイドブックには、鍋割山稜と記載されている。昔のガイドブックは熱い、とても熱い、丹沢を愛しているとの、メッセージが熱く伝わって来る。
 昭和十七年、登山とスキー社版“丹沢山塊”、昭和三十八年、朋文社版”丹沢“。引用しようかなと思ったが、止めました、面倒なので。何故?と思う方は原文を見れば、多分同意されるでしょう。その熱さは凄い。丹沢をうたい上げている。その上、引用するには余りに古い字が多過ぎますので、失礼します。変換不可能です。
 今の案内書は、データー重視だ。それはそれで、勿論必要なんだけど、丸で案内書を読んでいるみたいで(おいおい、案内書だよ)詰まらない事夥しい。
 それが、データー抜きで丹沢を語る、こんなのも有って良いかな、と思って書き出した動機でもあります。迷惑だったかなと、不安は有るんだけど……。
 ちなみに、鍋割峠から雨山峠迄の短い区域をも、カヤノキダナ山稜と称しているのだ。その先、雨山から秦野峠迄は、桧岳山稜なのだ。雨の中を歩いたが、藪ばかりで無闇とガサガサさせられて、山稜という風情にはとてもじゃないけど、思えなかったのだが……。今は藪も無く、一寸と迷いやすい所も有るが、道になっているのでご心配なく。(平成二十年現在)
 でも凄い!その先輩方に言わせれば、私なんざ、丹沢を語る資格がない……。あ、失礼、間違いだ、誰に言わせても、私が語る資格なんざ無い。一寸と落ち込む。
 こうなりゃ開き直っちまおう。へ、へんだ、素人が丹沢を語って悪いか。え、悪いだと?どの法律の何条だ?最高裁まで争ってやろうか!(下品で済みません、飲んでるので)
 で、鍋割です。雲上のプロムナードというコピー文を覚えている。絶好のデートコースとも言われていた(?)。
 山がデートコースねー?じゃあKの話になってしまう。Kは決して色男ではないタイプに属する。(奥さん御免、でも同感でしょう?)でも、不思議と、昔は常に女性の影が有ったのだ。何で???
 Sも滅茶苦茶なNも、これには謎なのだ。Kの奥さんに聞いてみたい。奥さんも同じ高校の同期生だ。
 って事は何か?私が真面目に高校生活を送ってる時、SとKは女房を探していたのか、え、不真面目此処に極まる。市中引き回しの上、打ち首獄門!
 野暮は止しましょう。Kです。マメなんだと我々の意見が一致した。何ってたって、女性はマメな男には、一寸と甘くなる。私みたいな無精者は、論外の外で有る。論外の外という事は、論内?数学の授業ではないので、止めとこう。 (デートコースは雲の上 その二へ続く)

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