2009年4月15日水曜日

クソ面倒な話 その三

店 014

 

 B級映画では時々飛んでもないセリフにお目に掛かる。(字幕なので)
 あ、イラストはB級映画とは無関係で、A級映画スターウォーズです。
「超光速は相対性理論で禁じられています」
 此れなんざ横綱級だ、良くぞ申した!!!
 宇宙は(詰まり未だ解明されない全ては)相対性理論に従っている訳で、本末転倒と言うも愚か。光速を基準とした一理論に過ぎない相対性理論を絶対視すべきでは無いのでは?
 増してや、光速を越えれば(セリフの通り禁じられているけど)時間が逆戻りする?それは計算上マイナス時間となる事で(だから禁じられている)、時間が戻ると考えたい気持ちは分かるけど(特にSF作家は)、長さの平方根を取るとマイナスの解も得られると同じで、マイナスの長さなぞ存在しない。同じくマイナスの時間なぞも存在しないのだ!
 済みません、タイムマシンは諦めて下さい。身も蓋も無い?う~ん、そうですねえ。
 硬過ぎです(前回もやっちまった)。SFとはサイエンス・フィクションと言う意味と、Speculative Fantasy 詰まり、思索的幻想と言う意味も有ったのだ。だから何でも有りで、取りあえず納得しましょう。
 で、相対性理論ですよ(突然九州弁失礼)。絶対的理論だと世の中は思っているみたいだけど、飽く迄一仮説にすぎず、今の処其れを覆す理論が無いと言うだけの物だ。
 此のド素人が、何を分かって言ってるんだ、馬鹿か、気が違ってんのか!(後は以前書いたので略)
 相対性理論が多くの謎を説明出来るのは事実だろう。でも本当に光速を越える現象は無いのだろうか。光速はいかなる場合に於いても一定なのだろうか。
 異なる運動系座標が亜光速ですれ違う場合でも、相手の座標から発せられた光は秒速30kmに観測されるのだろうか。
 じゃあ何故宇宙の地平線が存在するのだろう。いらん説明でしょうけど、宇宙の地平線とは以前あたしが?を付けたビッグバン理論の元となった宇宙の膨張により、遠方程遠ざかる速さが増し、或る一線で相対的に光速を超える為、光は地球に届かなくなるに依って、其処が宇宙の地平線となる訳ですなあ。
 てえと何か、其の地平線の向こうの天体は地球を基準として超光速で運動してるんじゃんかさあ。あくまで素人の疑問だけど、違ってますか?(一般相対性理論では認めてました。不勉強で失礼!)
 専門家は上手く言いくるめるだろうけど、ふっふっふ、素人は理屈が分からないだけに騙されないんだよ。小難しい数式を幾ら並べても無意味、大体其れを理解出来ないもんね。
 相対性理論を真っ向否定なんてしてません。それが絶対正しいという風潮がおかしいと思っているだけで、あたしの死んだ頃に新しい理論が生まれる事でしょう。科学の歴史とは常にそういうものです。

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