2009年6月12日金曜日

山のお汁粉パーティ その三

 

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 長男と夏の北岳に登った時は、ラッキーにも好天で、四度目にして初めて、北岳から景色を見る事ができた。その帰りにバスを途中下車して、芦安村の立ち寄り湯へ入った。
 今は残念ながら芦安村は無い、懐かしくも風情有る名前だったのに。合併して南アルプス市。え?何それ!でも住民の好みなら他人が口を出す事ではないのだけど、余りにセンスが良くて……。
 で、話を戻すと、ご存知の通り、山帰りの温泉は天国(俗な表現で済みません)なのだ。風呂上りに、ビールは無いのと聞くと、無い。腹が減っていたので、食べるもはと聞くと、それも無い。川向こうに食堂が有るとの話で行きました。
 川向こうったって遠いの!うんと歩いて着いたら、教育委員会経営(?)で、ビールは無い。え~ん、山梨県はビールに恨みが有るに決まっている!現に、ワインだけは有ったし……。状況証拠としては完璧だ。
 仕方なく、私は蕎麦を長男はうどんを食べた。これは美味かった、しかも両方とも美味かった。今迄の、私の蕎麦食いの経験で言えるのは、蕎麦が美味い店は決まってうどんも美味い(蕎麦専門店にうどんも有れば)。その逆は少ない。
 良く、逆もまた真なりと言うが、それは滅多に無い事なので、強調の意味で使うのじゃないのかと思う。対偶が常に成立するのは当然なんだけど、逆は滅多に、いや殆ど成立しないのだ。
 例一「大塚は酒飲みです」その逆は「酒飲みは(全て)大塚です」。カッコをつけたのは、それで正しく伝えられるからだ。え、言い訳だ?文章の通りだって。ああそうかい、例が悪かったよ!
 例二「山には木が生えている」その逆は「木が生えていれば(全て)山だ」これで納得ですね。ああ、汗かいた。慣れない事はしないこった。
 丹沢周辺の公衆風呂に戻るけど、前にS、Kと松田で飲んだ話をしたけれど、それは中川温泉のブナの湯にアルコールが無かった為に、松田で店を探した結果で、それはそれで、良いといえば、良いか……。でも、風呂上りのビール位、利用者の為に用意しても、決してバチは当たらないと思いますよ、ね、役場の皆様。
 この章は、お気づきの方もいるだろうが、丹沢周辺の低山を書こうとして立てたものだ。他に現役で案内されているのは、白山と城山が有るが済みません、行った事が有りません。(ぺこり)
 日向薬師(ひうがで無くひなたです)から日向山へ登り、大釜弁天を経て七沢へ出るコースが有る。大釜弁天は滑(なめ)が続く。暫く下ると対岸は岸壁となり、良くクライマーが張り付いてはロックの訓練をして居る場所だ。 (山のお汁粉パーティ その四へ続く)

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