2009年6月11日木曜日

山の報告です その四

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 三ツ峰に行きました(六月六日、七日)。改装なったみやま山荘にも泊まったのだ。写真は三ツ峰が写って居るだけの無関係な酷く雑物で、失礼。
 白ツツジは終って仕舞って残念だけど、五月中は土日全て潰れて、やっと空き日が出来たら雨だと言う不幸せ。でも、大倉尾根を登るうちに雨が上がったのは上出来。併し寒かったなあ。
 みやま山荘は綺麗になったー、四十年前よりずっと綺麗にーなったー♪。
 歌は良いとして、あたしがトップにチェックイン、続いて七人のパーティ(皆尻上がりの北関東弁)、三人パーティ、初老の単独男性、又三人パーティ、続いて男性二人、都合十七人が泊まった。
 珍しいのは若い女性が多かった事。七人パーティのうち三人が若い女性で一人が中年女性。二つの三人パーティは、二人の若い女性、もう一つは一人の若い女性がメンバーで、若い女性は合計六人。お婆さん(失礼!)は皆無。殆ど無いですよ、こんなの。
 誤解しないで欲しい。あたしゃ若い女性が好きな訳では無くて、若い人が山に来るのが嬉しいので、其れが女性なら、やがて若い男性が釣られ来るで有ろう事が嬉しいのです。
 自炊はあたし一人で、皆さん、食事でーすの声にいそいそと席に着くが、残念至極にも食堂には扉が有って閉ざされて仕舞い、野次馬のあたしでも扉を開けて覗く事は出来ない、何を食べて居たんだろう。(本当にどうでも良い事ですよね、済みません)
 朝は五時半に丹沢山を辞し、三ツ峰を一気に下ったが、未だ出来るんだあ、驚いた次第、筋肉痛には苦しんだけれど。
 紅葉或いは黄葉の綺麗な所は新緑も綺麗のセオリー通り一面の新緑が朝日に輝き、其の上雲海の上なのでラッキー此の上無しで富士山迄見える。北関東訛りの若い娘曰く。
「登って来て良かった!(注、尻上がり)」
 んだよ、本当に来た甲斐有っただよ!
 三ツ峰は巻き道が多く、割とヒヤヒヤさせられるが、危ない所には桟道とか梯子が掛かって居るので慎重に通過すれば問題無い。危ないと思える所では誰もが慎重になるので事故は稀(まれ)だ。詰まらない所で事故が起きるのは、油断なのでしょう。油断するのが凡人の常とは、決まり事です。
 皆さん西丹沢を目指して居て、三ツ峰を下るのはあたしだけ。ま、折角来たのだから当然と言えば当然なんだけど、三ツ峰だって凄く素敵な尾根なんだ。
 登りたく無いとは前述だが、三人登って来た。あんた等は偉い、良く登る気になったもんだ、あたしや御遠慮申し上げます。雲海の上から雲海に入るのは独特の面白さが有って、半分雲の中では光が筋を成して幻想的なのだ。ま、其れから下るのが長くてウンザリするんだけど。
 なかなか良い山行でした。
 余分な事だけど、帰りのバスの運転手の言ってる事が意味不明、英語より分からんのだ。
「あしょ、うっへ、とこっせで、はりゃま」
 神奈中さん、運転手に日本語を教えてね。

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