2013年1月3日木曜日

我がロマンチック街道 その一





 「山の報告 稲包山」で、上越国境線の九割八分(以上だと思う)を歩いたので、完成と見なして、目出度いと書いた。残りの二分未満は景鶴山で、尾瀬の北北西に有る入山禁止の山だ。勿論積雪期には植生に影響が無いので、結構人が入って居る様だ。其の尾根が上越稜線の最後で、尾瀬に落ちて居る。
 私は、尾瀬に着ければ完成と思って居るので、そんな入山禁止の山なんざどうでも良いのだ。最終目的地はあの尾瀬。遥かな尾瀬~遠い空~♪。信州から尾瀬ヶ原迄歩く。其れで私のロマン(?)は完結なのだ。
 どうせ独り善がりなロマンなので、誰も読みたくも無いだろうけど、結構長丁場なルートなので、一章を立てて仕舞った。お付き合い頂ければ甚幸此の上無しなのです。
其のロマンは、西から言えば、草津近くから始まる。其処は日本の、……うーむ、言い過ぎた様だで、言い直そう。
関東の(譲歩して居ます、本来そんなに小さいイメージじゃあ無い)背骨を形成して居る、大利根源流の山々が、上越国境稜線なのだ。とてもとても長いので有る。日本地図に確りと線を引ける距離だ。
 前述と言うも愚か、何度も何度も書いて居る通りに、其の山域は世界一(!)の豪雪地帯なのだ。お陰で、春には締まった雪の上を歩けるので、本当に面白い処だとしか言い様が無いと言うのが、正しい処だろう。
 其処を八区間に分けて走いたのだ。西から順に述べる。勿論、実際に歩いた順番とは異なるが、便宜上時空軸を整えて書くのです。

☆第一区画
 スタート地点は白砂山(2139.7m)で、上州、越後、信州の国境に位置する。此の山迄は上信国境線に登山道が有る。
 尤も、上越国境を歩いたのは全部積雪期だったので、道の有無は全く無関係で有る。(一般ルートは、勿論無雪期にも歩いて居る)だけれども、人気の有る山は積雪期でも人が入るので、其の部分に於いては、道の有無は関係して来る。何分かんない事をブツブツ言ってんだって?ご尤も!
 (我がロマンチック街道 その二へ続く)

0 件のコメント: