あたしが蛭ヶ岳の新しい小屋に良い印象を持って居ない事は、文脈から読み取られて居ると思う。小屋番を(Rさんと比べ)良く思って居ない事も。
殆ど事実なので、認めます。
其れでも、悪く思って居るだけと思われたら心外なので、説明をして置きましょう。
大体からして、登山者では無い小屋番は、本来の意味の小屋番では無いのだが、本人の責任では無い。神奈川県の任命責任で、本人には当然乍ら、何の罪も無い。
唯、退職職員が小屋番をするのは、本人に取っても偉いカルチャーショックで、たまに現れる客に纏わり着くのも分かる。さぞや寂しかったのだろう。
本文にも有る通り、山岳部員でさえ気が違う(事も有る)世界なのだ。でも、蛭ヶ岳はインターネットも通じる。最高峰なので、邪魔されないのだ。
其れは良かった。でも、其の説明を長々として欲しくは無い。そんな俗な話を聞きたくて蛭に登って来たんじゃないだよ!
あ、非難しちまった様だ、本義では決して無い。
小屋番氏が言った。
「此処迄(蛭)来る人は、振るいに掛けられて居るんですね。だから、皆さん、凄くマナーが良くて物が分かって居て、本当に色々教わるし、助かります」
そうでしょうとも。半端な奴はなかなか蛭迄は行かない(行けない)。そりゃあたまには行くだろうけども。
其の言や良し。分かってんじゃないか。だったら登山者の気持ちを察する事も、可能でしょう?あ、登山者ったって、一様(いちよう)では無かった。あたしの様なのも居れば、話好きの人も居る。夫々なのだ。
好みの問題になっちまったが、小屋の親父は無愛想で無口、いざと言う時に頼りになるのがあたしの理想、いや、そう有って欲しいと言うあたしの我がままでした、小屋番さんご免なさい(ペコリ)。
2012年2月3日金曜日
閑話 その七十九
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2 件のコメント:
きれいな写真ですね。何ともいえない青の色ですね。
それにしても、交代で退職公務員職員が、山屋でもないのに、小屋番をするなんて、、、遭難者が出たらどうするんでしょう???怖いですねー!
怖いです。遭難者が出たら、インターネットで救助要請でしょう。即、神奈川県警へ繋がります。
でも、小屋が開いて居るだけでも良しとすべきだと、気付きました。
尤も、雪が降ると無人になるのはどうかと思うけど、其の時期に蛭へ行く人はそれなりの人だからOKなんでしょう。
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