「たった一人の贅沢な夜」で、大室山を書いたのだが、殆ど大室山に触れて居なかったので(其れってどういう事なんだよ?)、追加します。
山頂からの展望が樹木に隠され、良く見えないのは残念だが、林相が見事なので相殺としよう。若し展望が利いたとしたら、右手に熊笹ノ峰がどっしりと構える。檜洞丸は其の背後なので目立たないのだ。
其の左に、蛭ケ岳が奥深く聳える。神ノ川側からも熊木沢側からも、どーんと立ち上がって居るのが壮観なので、流石に最高峰は違うのだ。
蛭からは一気に高度を落とし、なだらかな姫次、袖平の山々となる。足元は深く神ノ川へ落ち込んで居る。うーん、絵を描ければ描きたい構図だ。
白状すれば地図を読んだんじゃ無く、頂上からの国境尾根(県境尾根と呼ばれて居るが、私は頑なに国境尾根と呼ぶのだ。甲斐と相模の国境なんだから)を一つ下のピークの又下に下ると、展望が利く場所が有って、其処で見たと言う事なんです。一度行って見ても良い場所です。天気が良ければだけど。
大室山はでかい。勿論皆さんはご存知の事でしょう。其れでもくどくど言うのは、本当にでかいからなんで、疑う人は登れば分かるから、とても簡単なのだ。
簡単に分かる事は真実だと私は思って居たけれども、科学者の言う「真理は単純で美しい」と言う信仰(?)に疑問を感じて来た限りは、考えを変えざるを得ない。
E=MC二乗。此れだって、計算間違えが有ると言う説が有って、そうかも知れないと私は思う。大体、何で光速が出て来るの?
きっと、私の無知の所為なんだろうけど、素朴な疑問は持ってしまうのだ。現に核エネルギーは、其の式に当てはまって無いんじゃ無いのかい?
量子力学はゴチャゴチャで、「真理は単純で美しい」とは、ボーアもアインシュタインも、多分言えないだろう。
丹沢と科学とは無関係なのに、一応首尾一貫させたいのだが、させられないのが私の弱点なのです。処で世の中に首尾一貫してる状況って有るの?無い方が多いだろう多分……。
こうなりゃ最早滅茶苦茶、首尾一貫して無いし意味不明。はい、例に依って酔ってます(韻を踏んじまったぜ)。はい、此の話は忘れましょう。
大室山なんだけど、文句を付けると甲州側から近過ぎる。仕方無いのは良く分かる。甲州側は標高が高く、国道も直ぐ下(比喩です)を通って居るんだから、バイクや車や部落の放送が聞こえる。学校のチャイムすら聞こえる。深山が台無しでは無いか。
(達磨さんが転んだ その二へ続く)
2010年12月23日木曜日
達磨さんが転んだ その一
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