2010年7月17日土曜日

クソ面倒な話 その二十

Intro99_04

 

 前にも触れたが、全ての物質の元で有る原子は、殆ど空間と言っても良い存在で、原子核は原子の容積の1兆分の1に過ぎない。日常的感覚では殆ど無いに等しい。
 六畳間で考えよう。ざっと25.3立方mの容積となる。此れを原子と考える。我乍ら発想が貧乏臭いですなあ。ま、四畳半で無いだけ増しか。
 さて、六畳間の容積の1兆分の1とはどの位?計算しましたよ、馬鹿みたい。
 0. 00253立方mmなのだ。アルコールの所為で一桁位は違ってるかも知れないが、此処迄来りゃあ一桁が何だってんだ、の世界だ。二桁違っても、あたしは良いもんねー。
 自分の好い加減さを晒すのは大概にして、0.00253立方mmをイメージするのは至難の技だ。一辺0.13mmの立方体と言い直せば、何と無く分かるでしょう。
 其の小さな存在が真ん中に有って、其れこそが原子核なのです!ま、部屋の中の漂うゴミって大きさですなあ。
 で、繰り返しになるんだけど、部屋を区切ってるのは、もっともっともっと遥かーに小さな電子が超々高速で回って、雲の様に存在して部屋の範囲を定めるのだ。
 どうです、例に取った六畳間は、見れば空っぽじゃ無いですか?若しも貴方に鷹の目が有れば、ひょっとして、一瞬漂うが如き原子核を捉えられるかも知れない。でも、人間は鷹の目を持っては居ない。
 詰まりですよ、物ってえのは、実質は空!有っても1兆分の1。あたしも1兆分の999999999999は真空なんです。だからニュートリノが毎秒数億個も体を貫いても、何の影響も無い訳だ。違う訳も有るんだけど、其れは今度って事で。
 さて、では其の六畳間の中に漂う塵の様な原子核ですよ。確固たる物質なんでしょうかね?
 原子核は温度が上がる。と言う事は、内部に構造を持つ。其れは誰も見て居ない。最新の加速器を使っても、内部構造を特定出来ない。不思議ですなあ。
けどもですよ、推定は出来るのだ。結局、クオークと名付けた物(?)で原子核が創られて居ると推定がなった。凄い、物理学者は凄い、いや、偉い!
 ばってん、取り出せんとですよ。クオークは、だーれも、どんなん気張ってもですよ、取り出せんかったですたい。
 おまけに何も分からん。理屈は通るので、多分正しいののだろう。いや、正しいとあたしは思う。
 取り出せないクオークは、人類が解明出来ないかも知れない。あたしはやがて出来ると、根拠も無く思って居るのだが、単なる思い込みだろう。大体、クオークとエネルギーの区別を付けるのは、現在(或いは未来も)不可能なのだから。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

一兆分の一とか、その又三乗って想像を絶する値ですね。六畳間にいるのはダニとか天井の蜘蛛の数なら数えられますが・・・
クオークの種類は、5種でしたっけ。重さの有りそうなのとか無いのとかでしたよね。
電化も無いし(?)、理論でしかないのですが、学者がゆうのなら多分有るのでしょう。悪戯っ子は見えるもの、さわれるものしか確認しないのです。でも、9ボルトの電池をベロでテストする人には敬意を表します。それと、24ボルトの自動車用バッテリーの端子を素手で掴む人・・・いるのです!

匿名 さんのコメント...

電化は電価の間違いでした
ご容赦願います

kenzaburou さんのコメント...

悪戯っ子さん

電荷は有るのです。
アップクオークが+2/3
ダウンクオークが-1/3
此れを3つ組み合わせて、中性子と陽子を造ります。

匿名 さんのコメント...

「電荷」が正しかったんだ。馬鹿は死ななきゃ直らない。悪戯っ子、世に憚る・・・

アップクロードはコンピュータ用語、ダウンクビートはJAZZで使います。
ベースやドラミングあるいはストリングスでも中性子や陽子が我々を楽しませて居るのでしょうか。