2010年5月16日日曜日

休題 その三十九

店 052

 

 ギャングオブニューヨークって映画は、アカデミー賞に十部門もノミネートされ乍ら、全部外れちまったのは、天晴れ見事、御目出とう!!
 デカプリオがスターウオ―ズのアナキン・スカイウオーカーの役を蹴って、ギャングオブニューヨークに出演したと言う噂も、そうだろうなあ、と思わせる。
 でも、あたし的にはデカプリオが、スターウオ―ズのアナキン・スカイウオーカーの役をやってくれれば最高だったのに!どんなに素晴らしいスカイウオーカーになったんだろうなあ、後世に残る作品になったで有ろう事は、保証する(意味無いけど)。あくまであたしの好みなんで、済みません。
 ギャングオブニューヨークを見終わって映画館を出る時、面白いとか良い映画とかの感想は浮かばなかった。重いなあ、と心に残った。結局、印象に刻まれる映画だった訳だ。
 言う迄も無く、主演のディカプリオは上手い上に尚且つオーラが有る。処が敵役のダニエル・デイ・レイスが一歩も引けを取らない。がっぷり四つなのだ。
 あたしは浅識なもんで知らなかったが、知る人には余りに有名な俳優だったんだ。普段は靴屋をやって居て、気が向くと映画にも出るそうな。多分伝説だろうけど。
 何故、急にギャングオブニューヨークかってえと、DVDで見直したからだ。あの重さを覚えて居たのだ。
 成る程、重く且つ良い作品だ。ハリウッド臭さは有るけど、素材の方が勝って居る。昔々のニューヨークが、実は主演者だったのだ。
 死人を売るシーンが有る。食用の為だ。そうだったんだろう。選挙が有れば、同じ人間に何度も行かす。今の発展途上国其のものではないか。仕舞いにゃあ選挙に受かった奴を殺しちまう。至極簡単で良い。
 あ、鳩山首相や小沢君を殺すって話じゃ無いので、誤解の無い様に。彼等はあたしが手を下す必要も無いのだから。例に依って話しがズレた。
 クライマックスのギャング同士の決戦と、ニューヨーク暴動(南北戦争の最中、徴兵に反抗する暴動が有った)を巧みに繋げて居る。映画の重さには、歴史の真実の重さが有った訳なのだ。
 セットが凄い。当時のニューヨークの一画を作り上げ、史上最大のセットだそうだ。役者はセットに入るだけで、当時の人間に戻れたそうだ。カメラに余計な物が入らない為の苦労も無い。
 スケールが違う。重い映画になる筈だ。残念だが日本では無理だ。薄っぺらい映画全盛なので、非常に悔しい。勿論、中には重い映画も有るだろうが、内容が重いので、映画の存在が重いのとは、違う。
 皆さん語存知の事を書いたけど、若し知らなかった人が居たとしたら、役に立った訳です。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

デカプリオはオバチャンたちのヒーローで「プリオ様」と呼ばれます。タイタニックはVTRで嫌と云うほど見せられました。その後ローズ役の娘は太りすぎて役に就けなかったらしいけど最近は名脇役だそうです(聞いた話なので当てには成りません)
スターウオ―ズは深夜映画でよく見ました。スカイウオーカーってのは日本の天狗みたいなもんですかね。

日本映画は死んでます。NHK(ニッポン・ホリック・キョウカイ)がいけないのです。勿論、朝日新聞も岩波文庫も駄目です。お陰で愛するニッポンは社会主義国同然です。一千万人近い公務員が居て天下りの死に損ないも入れると1200万人位が税金で食べてる。

北海道は共産主義です。あんな寒いところでは互いに分け合い(談合)しなければやってけません。これはオイラの体験です。

ニューヨークには行きそびれましたがボストンでは差別されました。友人がヴァーモントに留学していたので卒業旅行(予算はバイトで貯めた、30万円)ついでに行ったのです。ウインダムという町はみんなクイーンズイングリッシュで聞き取りにくく、特に男は余計聞き取れませんでした。小さなその町にはカレッジが一つにガレージが一つ。あとは雑貨屋に郵便局だけ。三月なので寒いのなんのってもんじゃなくて外に車を置いとくとエンジンオイルが凍って仕舞うというんだからスゲーでしょ?
帰りにシスコでは本ものの893さんに世話になり大陸では、お金をつかいませんでした。シスコではフルオートマティックの地下鉄を見るために友人は「俺達は日本の鉄道会社のもので見学したい」と交渉してい手ロハ。映画館では「俺達は日本の映画関係者で中を見たい」といって、これも只で観ました。
けんさんと同じで脱線が多いいですね! ご免なさい

鳩ちゃんも小沢君もどうでも良い。中曽根ジュニアも頼りにならないし。オイラの出番かな? 首相になったら石原都知事を外務大臣にして戦争を仕掛けます。文科相には家庭内別居の神さん(オイラの妻)を立て教育委員会とPTAなるものを無くしてセクハラ先生は市中引き回しの上、張りつけ獄門。医療ミスの医者は睡眠薬で眠らせてオペ室仕立ての死刑室で切り刻んだ上で頭に(本当は心臓に使う)数万ボルトでボン!
国交大臣はショートさんでも務まるでしょう。官房長官は勿論、けんさんです。ドッグラバーさんは総務相で決まり・・・

オイラは密かにビン・ラーディンと話しをして六本木ヒルズ(外資系企業の固まり)に一機ぶつけて貰って。それを、けんさんには富士山頂で眺めて戴きます。オイラはヘリから日比谷公園やお堀に手製の爆弾を七発ぐらい。これで革命は大成功間違いなし・・・ 「檄」も準備してあります。

NHK(此奴は国有化します)のカメラで徹底的に撮影して貰い世界中に同時中継します。

このくらいのスケールなら映画に出来るでしょう???

死んだ兵士の残した物は 歪んだ脚と歪んだ地球 他には何も残せなかった
死んだ女の残した物は 一人の子供 着物一枚残さなかった
他には何も残って居ない 墓石一つ残らなかった

この詩はパクリです

               悪戯っ子

匿名 さんのコメント...

タントモ・ファンの悪戯っ子です
はっきり云ってショートさんとオイラは只の酔っぱらいです。けん様(中隊長殿)は幾ら呑んでも乱れずハメを外しません。
だから「登る目的は?」の答えは「生還する事」らしいのです。オイラはスキー靴で国民宿舎からスキーを担いで八方尾根の第三ケルンまで、2時間掛けて登り15分で下ってボルシチを食べてました。怖かったのは春にピッケルが突き出ていました。友人と「どうする? 掘雪ってみる?」、「止めとこう落としただけさ」といってピッケルだけゲット。名前も何も書くていない。雪の中って錆びないんですね!

そのかい当って大学の春休みはスキーパトロールしてました。ウエストポーチに三角巾と止血剤。でも使ったことは有りませんでした。女の子がスキーを背負って下っているときはスキーを持って上げて麓に刺しとく。
男は無視-----> 当然!!!

笑ったのは怪我人を見つけてスノーボートを降ろして運ぼうと思ったら隊長が「此奴、酒呑んでるからボートはいらん」といって背負って下ってわざと転びました。ピステに悲鳴が響きましたねー!!!

山登りもスキーも油断やアルコールは帰ってからですね!!!???

kenzaburou さんのコメント...

悪戯っ子さん

此の愚ログが右翼の巣窟と誤解されますぞ。
ま、あたしも右翼と思われてるんだろうけど、本人は中道を行ってる積もりなんです。

山登りに酒は欠かせません。ご安心下さい。

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

先住民族のインデアンよりも、アフリカから連れてこられたニグロよりも、差別されていた貧しいアイルランド人がニューヨークで自分達の場所を確保するまでの、歴史を描いた映画でしたね。とても印象的で 好きな映画のひとつです。アメリカ建国の歴史の理解を助けてくれました。やっぱり、アメリカ人って、肉食人種で、コメを食べてきた日本人とは全然ちがうんですよね。

kenzaburou さんのコメント...

Doglover Akiko さん

仰る通りに全然違うのですなあ。
其の違いが積み重なって、DNAも大きく変わって来たんですね。