2009年7月16日木曜日

休題 その二十

店 032

 

 ジョニー・デップに脱帽して居る。
 カメレオン俳優と言われて居るが、全く其の通りで、え、同じ俳優なの?と驚く程多彩な人物を演じ、存在感が有り文句無し。
 パイレーツ・オブ・カリビアンの一作目ではジョニー・デップは脇だったが二作目からは主役に据えられた。当然だ、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の出て居ないシーンは無闇と退屈なのだ。映画自体がお子ちゃま系のどったんばったんなので、ジョニー・デップが支えて居たと言うべきだろう。
 シークレット・ウインドウやフロム・ヘルがジャック・スパロウと同一人物とは思えない。チョコレート工場もそう。
 レジェンド・オブ・メキシコでは脇だったが、主演のバンディラスをぱっくりと喰って居た。
 シザーズ・ハンド、エド・ウッドと思い出すと、やけに個性の強い変な人間の役ばかりで有る。変人を演じて彼の右に出る俳優は居ないと言う事なんだろう。マトモな役を振ったらどうなるんだろう?多分変に影が有るか、やけに飛び抜けてしまって、監督は御気に召さないのだろう。
 彼の様な実力派俳優は何人も居た。ダスティ・ホフマン、アル・パチーノ、ロバート・デニーロ等々。処があたしは彼等をそう好きでは無い。と言うより彼等が全盛だった頃の映画(三昔程前かな)が好きでは無い、が正しい。変にこねくり回した作品が多く、映画館に足を運ぶ気も起きなかった。
 ま、時代があたしに追いついて来たって事です。(え、偉い勘違いだって?良いの、本人がそう思ってんだから!)
 其の人の持ち味が強烈で、一色だけの演技で一世を風靡するのも凄い。チャールトン・ヘストンやシュワちゃん、三船敏郎等。嵌る役にはぴったり嵌って、納得させられちまうのは流石だ。ジョニー・デップは其の反対側に位置づけられる。
 ジョニー・デップを知らない人は居ないと思うけど、万が一居たら一度見てみる事をお薦めします。代表的な作品は前述の通り。あとはニック・オブ・タイム、脇だけどフェイクかな。
 一本見ても凄さは分からないかも知れないので、2、3本見て下さいね。
 あたしゃあ何だって、頼まれても無いのにジョニー・デップの宣伝なんて始めちまったんだ?
 自分の感動した俳優を紹介したかっただけで、とっくに知ってるよ、余計なお世話だ!と言われれば、ご尤もです、と頭を下げるので有ります。
 其の上に尚も言わせて貰えば(くどい?)、ジム・キャリーも絶対お薦めですよ!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

奥様の手書きのイラストというかデッサンですか。ジョニー デップの不精ヒゲまで そっくりで、こんな風に何でも描けたら良いですね。同感! デップは素晴らしい役者です。パイレーツカリビアン、スイートトッド、シザーズハンド、ネバーランド、ショコラ、レジェンド、ノイズ、など 役造りに徹底していてプロ魂のかたまりのような役者です。これから公開される「パブリック エネミー」が 楽しみです。

kenzaburou さんのコメント...

下手なイラストをお褒め頂き、妻に代わってお礼申し上げます(深々)。
いやー、ジョニー・デップを認めてくれる人が居て嬉しいですよ!
勿論大勢居るに決まってるでしょうが、身近には居なくて、喜んで居ます。