2009年5月14日木曜日

休題 その十一

 核兵器の話なので、嫌いな方は此の章を飛店 019ばして下さい。
(あたしだって、好きな訳じゃ無いんです)
 非核三原則、持たず、造らず、持ち込ませず、だったかな。ま、似たような処だろう。
 持ち込ませず、は欺瞞其の物、嘘八百だとは皆の知る処だが、臆面も無く政府は言い続けていて、咎められる事も無い。やーい、政府の嘘つき!
 日本で良かった、中国ならヤフーかグーグルにちくられて、あたしゃあ即逮捕。北鮮なら良くて強制収容所、悪けりゃ銃殺。
 非核三原則を守ろうとすれば、安保を破棄せざるを得ないので、嘘をつくしか無い。安保破棄は、あたし的には当然考えても良い事柄なんだけど。
 非核三原則なんて甘い、今は非核四原則、議論せず、が加わる。つい此の間、核武装に触れた閣僚が詰め腹を切らされたが、言論圧殺は文明国としては恥ずべき事で、戦前の日本と何ら変わる処が無い。山本夏彦氏の言う通りで、「此の戦時下に派手な服を着て!」と叫んだ国防婦人会と、「戦争に備えるなんて飛んでも無い、戦争をしたいの!」と叫ぶ平和団体とは全く同じ人。
 日本は唯一の被爆国なのだから、再び(三たびかな)被爆を避けるのは当然ながら、被爆した時の備えを考えて実行するのが、正しい行動だ。え、被爆は有ってはならない、そういう考えが平和を乱すだって?
 明けましておめでとう御座います。貴方様のご多幸をお祈り申し上げます。
 テポドン発射で大騒ぎをしたが、あれはアメリカへのメッセージで、日本へは百基から二百基のノドンがそれぞれ目標を定めてスタンバっている。東京、大阪、名古屋、仙台、博多、札幌、そして広島と長崎、ETC。
テポドン程大掛かりじゃ無いので、手軽に発射可能。下手すると、ノドン搭載可能な小型核爆弾も持っているかも。最悪でしょう?
北鮮の高官が日鮮会談で、二度程「広島に又原爆を食らわせてやろうか」と凄んだ由。
何で広島県人は怒らないのだ?此の過ちを繰り返しません、と言うからには繰り返しちゃあ駄目なんで、「ふざけた事を言うなら、徹底制裁だ!」と来るのが当たり前でしょう?
 平和が一番、原爆が郷土で破裂なんざあ真っ平と考えるのは当然で同感だが、国際関係には必ず相手が有って(戦争は国際関係其の物なのだ)、自分だけが反省して(何を?)波風立てなければ平和が守れるのでは決して無い事は、歴史が証明して居る。
 カルタゴはローマと和平を結び、莫大な献上金と人質を差し出し平和を願ったが、カルタゴを滅ぼすと決めたローマは、有りとあらゆる難問を突きつけてカルタゴを追い詰め、やっとローマの本心に気付いたカルタゴが、ローマに闘いを挑んだ時は既に手遅れ、滅んで仕舞った故事を思い起こすべきです。
 続きは休題十六で。

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