2013年5月16日木曜日

閑話 その百一





 二年程前に膝を痛めたのは前述。リハビリは山歩きに限ると決めて、弘法山と大山南面の高取山に通った。両山とも“ハイクへのお誘い“で紹介して有る。
 弘法山は、妻の腰痛のリハビリも必要だったので、二人で良く出掛けた。一番高いピークで243,5mの里山で有る。其の癖色々と楽しめる、とも紹介した。此処だったら、町田を昼過ぎに出ても、悠々と行って来れるのだ。
 一方の高取山は、そう迄は甘く無い。標高は556,3mと可愛いらしいものの、取り付くと一気に登らされる山なので、結構大変(?)では有るのだ。あたしは弘法山やその他の低山の合間に、高取山に五度も色々なルートで登って、膝の痛みがほぼ消えた。
 従って、高取山はリハビリの山、と言う位置づけが、あたしの中に出来て仕舞った。え、余りに単純?でも実際痛む膝で登って下って、それも五回も、結果が良くなればそう思って仕舞っても、別に罰は当たるまいて。
 妻のリハビリも、ここいらでランクを上げたいと常々思っては居たのだが、「とても無理」と本人が言い張るので、仕方が無い。
 処が弥生も末近くなって、急に本人が高取山へ行く事に同意した。きっと、体調が良かったのだろう。では、一番楽な路でと、紹介したゴルフ場のコースから登った。其れでも本人にはきつかった様で、「頂上だよ」と告げると、「万歳!」と喜んで居た。ま、少しはキツイ思いをしなけりゃ、リハビリにゃならん。
 二人でお握りを食べたが、お茶はテルモスで我慢して貰い、合間にあたしがせっせとコーヒーを沸かす。勿論インスタントだが、食後のコーヒーで有る。こういう事が本当の贅沢だと喜べるあたしゃあ、幸せ者だ。え、妻はどう思ってるかって?喜んでる、多分。。。
 さて、問題は下りだ。ピストンは無理無く固いルートだが、思いの外妻の調子は良さそうだ。良し、善波峠へ南下して弘法山からの尾根に出、鶴巻に下ろう。
 続きます。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

弘法山と高取山で夫婦そろってリハビリって、素敵じゃないですか!!!頂上でオットが入れてくれるコーヒー、、、!うらやましすぎます。でも、リハビリは 続けなければいけないんですよー!ずーーーっと続けないと!!!
人間の体は、80過ぎまで生きるように体が作られていないそうです。だからあちこちが痛くなるのも当たり前。リハビリは、死ぬまで続けなければ意味ないそうです。わたしも毎日、30分自転車こぎ、、、これを一生続けていくのかと思うと、、、、、。シュン!

kenzaburou さんのコメント...

あらー、ずーっと続けるんですか。はい、そうします。
毎日30分自転車こぎですか、偉い!
加油!!(日本語で頑張れ、です)