2013年5月10日金曜日

休題 その百十




 先々週の新聞に、メガソーラシステムに外国企業(多分中国)に参入の動き有り、と載って居た。東北地方なので、利益を回収したら即撤退し、東北復興の妨げになるやも知れない、と有った。
 ほーら来た。あたしは絶対企業が始めると思って居たし、其れを此処に書きもした。併し中国が来るとは思ってなかったのが、あたしの不明た。ソーラパネルは中国が強いのだ。
 一寸とも地球環境に貢献しないソーラの電気を、経済を無視した政治価格で買い取るのだから、大企業程有利で有る。勿論企業に税金が流れ込む訳だ。地球環境に貢献しない理由は、何度も書いたので繰り返さない。
 広大な敷地を田や畑に戻さずに、ソーラパネルを敷き詰める。其れで賄うのが、何と二万戸分の電気だと言うのが、笑わせてくれる。
 はっきり言って、未だ火力発電の方が増しだ。Co2は出すが、調整が可能で発電量は桁違いだ。ソーラはお天気次第で汚れに弱い。調節も不可能だから、必要な時に役立つとは限らない。必要なだけ揃えたら、Co2は火力発電以上の環境悪化になっちまうのでは??
 勿論、今の処は、で有る。技術の進歩は速い。金になるとなれば、進歩は加速するだろう。でも、其れは来年の事では無い。十年後でも、どうだろうか?
 少なくとも、馬鹿な法律が生きて居る限り、きっと税金は中国に流れて行く事になるのだろう。クリーンエネルギーとの、美しさを装った嘘の為に、環境を全くと言っても良い程考慮しない国へ、税金が流れて行く。。。。。
 ジョークにしてもキツイですなあ。どうしてクリーンだなんて嘘をつくんだろう?やがてクリーンになるかも知れない、なら分かる。今は断じてクリーンでは無い!それに補助金を出したりする結果が、此れだ。
 見たい事を見、聞きたい事を聞く。人間とはソクラテスの時代と、何ら変わっては居ないってこってす。

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