2013年4月3日水曜日

休題 その百七




 世界のソニーが電機部門で赤字だとは、前には想像もできなかった。長く続いた円高が効いたのだろう。併し今回の決算の経常利益は黒字で有る。保険と映画が赤字を埋めたのだ。
 コロンビアがソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントになったのはご承知の通り。因みにあ自由の女神は、自由の女神ではなく、コロンビアレディと呼ばれる別人だ。
 2012年は、売上十億円を越える作品が物を言った様だ。ドラゴンタトゥの女、アメイジングスパイダーマン、トータルリコール、ヴァイオハザードⅤ、の四本で有る。
 世界のソニーを救えるんだ、アメリカの映画産業とは。羨ましい、日本の映画業界なんざにゃあ、そんな力がない処か、良い映画を造る事さえ出来やしねえ!!
 え、独断だ、日本映画を確り観たのかって?うん、観てない、確かに独断です(ペコリ)。でも、ソニーを救えないのは確かでしょう。東宝が、日活が、角川が、松竹が、東宝が。下手すっと自分が助かるのでやっとでは?
 モロ、あたしなりの偏見ですよ!日本人は生と死と暴力と戦争から目を背けて、六十年以上を過ごして来て、リアルな世界が分からなくなった。現実世界は違うのだが、分からない者には分からない。北朝鮮が核ミサイルの照準を東京に合わせて居ても、全く知らない振りだ(としか思えない)。追い詰められたダチョウは、穴に頭を突っ込んで危機を見ない事にする、と言われる。それは伝説で有って、野生動物はそんな馬鹿な真似はしない。するのは、今の日本人位かな???
 従って、リアルに心に響く映画は造れない。上滑りして叫んで居るばかりの様に見える。あ、さっきも謝ったけど、確りチェックはしてないんで(する気が無いが本音です)、あくまであたしの偏見と思い込みですからね!!!
 ソニーの話だった。其れは次章でどうでしょう。嫌でしょうかねえ♪(続)

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

この一週間、ABC(オーストラリア国営テレビ)は、毎日トップニュースは、北朝鮮のミサイル脅威です。世間知らずの「彼」が とんでもないことをやりかねない事実を無視することはできません。
日本映画が最近面白くないのは、テレビ番組の質の低下と同じように、制作側が、観る人のターゲットを、女性で20代から34歳までの層に絞っているからのようです。一番お金を使う若い女の子を マーケテイングのターゲットにするので、その程度の作品しかできないのでしょう。若い女のコにおもねる文化、、、って、情けないですよ! 教養ある文人と呼べるような、立派な男たちは’どこに消えたのか!!! 山に籠っちゃったのかな。

kenzaburou さんのコメント...

あっらー、ターゲットは若い女性だったんですか。そりゃあ出来が甘くもなるですなあ。
文人ねえ、昔はいました。今は絶滅稀種に近いのでは?山に籠もっているなら良いのですが。