2013年4月23日火曜日

ハイクへのお誘い その二十九



 今回は大山三峰です。ちゃんとしたルートなので、改まって紹介する迄も無いだろうけど、どちらかと言えばマイナーな感が有り、尚且つ面白い山なので取り上げたのです。
 迷う事は無いのだが、核心部は尾根が痩せて両側が落ちており、足元が悪くて傾斜が急なので、初心者だけで行くのは避けて下さい。経験者と一緒なら、大丈夫でしょう。
 鎖や梯子は完備されて居るので、そう心配する事は無いのだが、うっかり滑ったり、蹴躓いたりすると大事(おおごと)になる場所も有るので、くれぐれも慎重に願います。
 下車駅は小田急の本厚木駅。駅前の五番バス乗り場で、宮ケ瀬行のバスに乗り、煤ヶ谷(すすがや)で下車する。
 バス停の一寸と先に、左へ川に沿った車道が有るので其処に入る。道標も有る。川沿いに200mも行くと、物見峠の分岐が有る。


  此処を右に上がって行く。コンクリートの端を歩く処が続き、何かなあ、と思っても其れで正解なのだ。やがて堰堤の前で確りした鹿留め柵の扉が有るので、開けて通る。閉めるのをお忘れ無く。やがて峠道らしくなる。




  卯月も浅かったので、未だ新緑は淡い。GEは淡い微妙な色合いに弱いので、尚更白茶けて見える。あ、其れはもう言わない約束だったですなあ。
 地図上で一時間で看板が有る。此処に道標も有って、物見峠道とショートカット道に分かれる。


 ま、此の看板に偽りは無い。従って、初心者だけで行ってくれるな、と断った次第だ。わざわざ物見峠に寄る必要が無ければ直進すれば宜しい。あたしは物見峠で感動した思い出が有るし、何度も通った懐かしい場所なので、右へ折れて峠へ向かった。少々遠回りになるんだけどね。其処は淡々とした峠道なのだ。



 
 直ぐに看板が有った。尤もこの看板は注意を促す意味だろう。特に危険を感じる所は無かったので、ご心配無く。(続)

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