2012年11月2日金曜日

閑話 その八十九




 閑話八十七のポリタンの話の続きです。
 ポリタンを買いに行きました。町田に有るのはK山荘。不良品のポリタンも其の店で買った。当然、不良品は店の所為では無い。
 見てもポリタンが無いので、店員に聞いた。
私「ポリタンは何処?」
店員「一つ有った筈です」
私「一つ?」
店員「エバニューとは、取引を止めたんです」
 え、何であの信頼のブランドを切るんだ、K山荘さんよ!
店員「有った、最後の一つです」
 取っ手付きの2Lだった。取っ手付きは嫌だ、嵩張るから。でも、エバニューの最後の一つと聞いちゃあ、あたしが引き取るのも何かの縁、買って来たのだった。
 勿論、帰宅後直ぐに水漏れテストを行ったが、無事テスト完了、合格品で有る。
 何故エバニューを切ったのだろう?あたしのコヘルとカップとポリタンは、皆エバニュ―、三十年は使って居る(除ポリタン)。
 あ、其れだ!大体からして単価が安い。滅茶苦茶安い。其の上三十年以上(ポリタンは二十年以上)も使われちゃあ、店としても堪ったもんじゃなかろう。
 それで、有名メーカーや輸入ブランド品に切り替えたってとこだろう。多分、当らずと言えども遠からずの筈だ。
 中高年も山女(やまじょ、もしくは山ガール)も皆さん良い装備で固めて居る。着る物から山道具、小物に至る迄ブランド品だ。あたしが様な小汚い格好は、有り得ないと言える程なのだ。
 小奇麗な皆さんを見るのは、決して不快では無い。当然、小汚い諸君を見るのも、不快では無い。尤も、小汚い諸君に会う事は、極マレになったのは、世の流れです。
 エバニュー製品とさようならをする気は無いので、必要になったら新宿へ出るしか無い。面倒ッチイよ、K山荘さんよ!

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