2012年11月19日月曜日

ハイクへのお誘い その二十二





 さて、山道に取り付いても直ぐに河原に戻される。進むとストップの印が有る。



 此処を右に山道へ入る。登って下ると又沢だ。対岸には鎖が有る。



 我乍ら、何と詰まらない案内なのだろうかと呆れ返る。山慣れた人なら、こんな案内は余計なお世話で、河原や沢歩きが多いので、マーカーを見落とさないで、と書けば済むのだ。第一、こんなに克明な説明の必要な初心者は、行ってはいけなかったんじゃなかったのかい?
 そう、全く其の通りなのだ。よし、ラフに行こうじゃないか!!
 山道は気持が良い。木橋も確りして居る。沢も幾つか渡るが、対岸に道は見つかる。結構アップダウンを繰り返し、沢に降りたり登ったりなので、くれぐれもマーカーには気を付けて。
 最後には沢を歩く事になるが、マーカーの連打で有った。尤も、台風が来ればマーカーは消え去るだろうから、良く見乍ら行って、沢から抜ける道を見逃さない様に。



 沢から離れたら、一登りで雨山峠にご到着だ。下って来る林道の出会いから(詰まり車止めから)二時間程を要する。此処迄が一番迷い易い所だ。
 もし間違ったと思ったら、躊躇する事無く、明白な地点へ戻るのが絶対の鉄則なので、繰り返して述べておきます。
 雨山峠は、木の台と道標が出迎えてくれる。狭い峠で有る。右に行けば鍋割山、真直ぐ下れば玄倉林道の雨山橋。今回のコースは左へ登って雨山へ向かうのだ。
 稜線を行くのだが、九十九折の登りは、此の季節は枯葉に隠され、外し易いので気を付けて慎重に。まあ、そんな区間は僅かな間なので、心配する迄も無いか。
 峠から四十分も登れば、雨山(1176m)に登り着く。(続)

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