2012年10月31日水曜日

臆病者の痩せ我慢 その二




 残置ハーケンが有るなぞ、極めて珍しい。多くの場合は、人跡は絶えて無い。痕跡も無い。ひょっとすると、地球誕生以来始めて此処を通るのは、私なんじゃないかい?と思われる事が多い。
 ま、そんな筈は無いだろうけど、ひょっとすると、何度かはそうだったかも知れない、と思える有様なのだ。いや、実際に幾つかは初めて詰めたのだろう。何せ、本流以外の枝沢はやけに多いので、全部登られて居るとは、とても思えない。私がうっかり未踏の枝沢に入ったとしたら、其れは充分有り得る事だ。其の前に、変な沢には沢屋は入らない。
 でも、初詰めだったとしても、ちっとも自慢にはならない。俺は史上初めて、此の下水管の水で泳いだんだぞおおお!!!に、ほぼ近いからだ(涙)。
 私の立ち位置と別れて、沢屋の立場、或いは岩屋の立場に立って見よう。え、立てるのかって?こっちだって、想像力ってもんが有るのだ、おまけに、酷い所で死ぬ思いをした経験は豊富なんだから。じゃあ何かい、人を殺した経験が無けりゃ、殺人場面は描写出来ないってかい?そりゃああんた、全く酷い馬鹿なんじゃないのかい?
 済みません、誰にも喧嘩は売ってません!言葉の彩です(ペコリ)。岩屋や沢屋と私との実力の違いは、充分承知の上の話なんで、是非、笑ってやって下さい。
 最初から言ってる様に、丹沢のブログならば、沢を外す訳にはいかないので、嫌でも沢に入るしか無いでしょうが。あくまで此処を誠実なブログにしたければだ。
 で、誠実なブログにしたい私としては、無理でも嫌でも逃げたくても、沢に行くです!行くしか無いでよー。。。。。
 泣くのはやめよう笑ちゃおー、ヒョッコリヒョータン……、著作権に掛かるので止め!
 (臆病者の痩せ我慢 その三へ続く)

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