2012年10月12日金曜日

ハイクへのお誘い その十九






 本流に着いてからが、偉く分かり辛い。此の路が現役時代の、マーカーも標識も確りした頃でさえ、迷う人が多かった。今に至っては猶更で有る。あたしも二箇所でウロウロして仕舞った。へへへ。
 沢に着いた所は合流点だ。路は左股(仮称)に沿って少し登ると、右股沿いになる。やがて左手に赤いマーカーとロープが有る。



 其処を登って行くと、又沢に戻る。沢を登って行くと、正面にタオルが枝に吊るされ、右にはペットボトルがぶら下がって居る。



 路はペットの下を通って、ペット正面の枯沢の右入り口に登り口が有る。ペットが来年も有る保証は無い。無くなったらどうしよう。
 赤いマーカーとロープからは、せいぜい五分一寸との登りだ。沢に出たら右に注意払って進み、枯沢が合流して来たら、其の右手を注意する事。気を付ければ、路の上方にロープも見えるだろう。
 赤いマーカーとロープから十分を大分越えて登る様なら、引き返すべきだ。確信の持てる地点に戻って、やり直す。此れを怠ると、何せ沢の中なので、下手するととことん迷い、にっちもさっちも行かなくなって仕舞う。
 此れが、初心者だけでは入ってはいけないと言う理由で有る。するべきでは無いやばい案内をしたのかも知れない。安全策としては、此の路を通った経験者と一緒に行く事だ。
 何せ沢の部分だから、踏み跡もマークも簡単に消え果る。従ってあたしもウロウロした訳だ。それでも、三度程歩いて居るので、こっちだろうと勘が効いたが、若し初めてだったら大いに困った筈だ。
 良いですか、あくまで慎重に、取り付く路を探して下さい。きっと見つかるので。万々が一、どうしても不明だったら、引き返すの一手なので、結構きびしいのです。沢登りの経験者なら、セドノ沢を詰めても良いが、下手な枝沢に入って大苦労をした経験が有るので、余りお薦めは出来ない。
 取り付く路ははっきりして居るので、決して行き過ぎない様に。枯沢の入り口の右側斜面ですからね。くれぐれも見落とさない様に気を付けて下さい。(続)

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