2012年9月23日日曜日

クソ面倒な話 その五十一




 二度目かも知れないが、書こう。
 さて、現在の日本は、あたしが知って居るだけで、三ヶ所に領土問題を抱えて居る。北方領土と竹島は置いて置く。両方共敗戦直後(決して終戦では無い、耳障り良く言い変えれば物事が変わる訳では無い!)にドサクサで武力占領されて今日に至って居るのだから、国際裁判所に訴えるしか無い。
 でも、其の国際裁判所が何かやってくれる訳では無いのは、ご承知の通りです。歴史がアドバイスしてくれて居る。武力で獲られた所は、武力を以って獲りかえすしか無い。
 困った話になっちまった。従って北方領土と竹島は置いて置くのです。
 さて、未だ武力で獲られて居ない尖閣諸島の話をしよう。都知事が購入すると決めたら、国が購入する事になった。其処迄は良い、其れが本筋だ。
でも、漁船の緊急避難用の港も整備しないし、あらゆるインフラも放置、其の侭ですと言う事は、中国が上陸して実効支配して下さい、と言ってるのと同義なのだ。
 本来尖閣諸島は琉球に属して居た。琉球が沖縄県となった。1885年から1895年に掛けて調査し、尖閣諸島がどの国にも所属しない事を確認、沖縄県に編入した。
 其の後日本人が入植、鰹節工場なぞを運営して居たが、南洋諸島より安価な製品が入る様になって工場閉鎖、無人島となった。が、勿論実効支配は継続された。
 アメリカに依る占領中は、アメリカ軍の占領地域に尖閣諸島は含まれて居る。其の頃の中華民国と中共の地図には、尖閣諸島は日本領として記載して有る。
 1953年の人民日報(日本の新聞と違い、政府の新聞で有る)の「琉球諸島人民に依る反米運動」の記事には、尖閣諸島は琉球諸島に含まれると、明記されて居る。
 かように、当然日本領と認めて居た尖閣諸島を、突然我が物だと言い出したのは、1969年から1970年の調査の結果、尖閣諸島周辺にイラクに匹敵する石油が有ると判明してからだ。1971年の事で有る。
 後はご存知の通り、唯闇雲に反日を煽り、根拠無く尖閣諸島は中国の領土だと強弁を繰り返して居る。デモと暴動の圧力を掛け乍らたまに上陸し、日本の反応を窺って居る。
 勿論、日本政府があくまで事なかれ主義を通すなら、一気に実効支配を狙って居るのだろう。確りしてください! と現政府に言うだけ無駄か……。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

長文でコメントしましたが、酔っ払って不如意なことになりました。

SHより

kenzaburou さんのコメント...

あっらー、消えちゃったんですね。

あたしも覚えが有ります。一番悲しかったのは「書院」でシナリオを8割がた書き上げ(100枚程)、酔っ払ってセーブした心算で操作を誤り、消してしまった事です。う、う……