2012年6月24日日曜日

ハイクへのお誘い その十二




 最初にお断りして置くが、成るべくマイナーなコースを紹介するつもりだったが、今回はマイナーでは無い。昔はマイナーな山域だったのだが、今は人気の山の様だ。ご容赦!
 地図上で五時間十分の行程なので、一寸と真面目なハイクで有る。一応縦走なので、アップダウンも結構多い。併し一面の緑の中、左に主脈の山々、右に平野を眺め乍ら歩くのは、魅力充分と言える。唯、梅雨の合間に行ったので、肝心の景色は霞んで居る。済みません(ペコリ)。
 行くのは南山で、経ヶ岳、仏果山、高取山の三峰だ。南山ってなあに?と思う方は、仏果山の章を参照して下さい。
 本厚木駅前、一番の停留所で半原行きのバスに乗り、半僧坊前で下車する。地図で見る通り真直ぐ引き返しても良いし、50m戻った勝楽寺の道標に従って右折、国道をくぐって突き当たったら左折、階段を登って国道に上がっても宜しい。信号を待たないで済む。
 どちらにせよ、国道に出たら歩道に下りる。国道は左にカーブするが、歩道は直進し道標が経ヶ岳を示してくれる。沢沿いに行き二つ堰堤を越え、其のうちに尾根に取り付く。
 此処いら迄が蛭の多い所だ。チクリとしたのでズボンを捲くったら、奴が付いて居た。引き剥がしてもう一方のズボンも捲ったら、一匹がせっせと移動中だったので叩き落した。其れからはズボンを捲くった侭で、地下足袋に付く奴を監視し乍ら歩いたが、此れは効果が有った。付いた奴は落とせば良いのだ。地下足袋の方にお薦めです。え、そんなのお前だけだって?まあね。
 一ヶ所林道に飛び出る。其の侭進むと、100m程で左に登山道が有る。折角山の気分になったのに、何だかなあと思って仕舞うが、あたしの好みで世の中が動く訳では無い。




 道も道標も確りして居るので何等問題無く、やや狭い経ヶ岳山頂に着く。地図上一時間半だ。大山から丹沢山・三ツ峰迄が見通せる。空気の澄んだ季節なら、さぞや見事な景色だろう。此れから行く仏果山も樹越しに見える。仏果山迄地図上で二時間十分、此のコースのハイライトで有る。
 やや狭いと言っても、台とベンチが二組も有る。休憩は充分出来ますよ。(続)

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

可愛い野草ですねー! キク科のハルジオンでしょうか。野草の可憐な姿は、本当に山歩きを 2倍、楽しくしてくれますね。

kenzaburou さんのコメント...

済みません、花の名前は疎くて、花としか分からないんです(恥)。
でも、綺麗だなあとは思って、楽しんでいます。