これまた山の報告にはとてもじゃ無いけど値しないのだが、八年振り位に鍋割山へ登ったもんで、つい書いて仕舞った。
写真は堀山からの三ノ塔、天気が今二つなので、はっきりしなくて、失礼!
塔の隣の、気楽に立ち寄れる凄く気分の良い山なのに、下ってからの林道歩きが面倒で、疎遠になって居たのだ。五月二十五日、よし、行って見るかと家を出て、大倉が九時一寸と前。山のスタートとしては遅めだ、それでもバスには八人程の登山者が居た。
観音茶屋上の分岐で左の道に入り、大倉高原を通過したが、テントが二張りも有る。と言う事はもっと有ったのだろう。普通はもう撤収して居る時間だから。
若いカップルがテントの前でのんびり寛いで居る。ガツガツしない山歩き、最高の贅沢で有る。
あたしは寛いでは居られない、先は長いのだ。せっせと登って、堀山を越えた頃から小雨が来た。前後の皆さんは雨具を着込み始めて居る。あたしはメンドッチイので濡れて行く事にする。「春雨じゃ、濡れてまいろう」
此の日出合ったのは多分十四パーティ(単独も一パーティとして)、珍しくも半分が若者だった。平日なのに何故?其れは不明だが、若々しい声で挨拶されると、思わず頬が緩む。あ、中高年のパーティを睨みつけるってんじゃ無いですからね、誤解の無き様に。
頑張って登って来る年配者は立派だと、顔にも書き、態度にも示してますからね。唯、何度でも書くけど、山に若者が来るのが嬉しいのだ。山が華やぐから。
花立山荘も閉まって居る。平日の小雨なんて、商売にならないのだろう。でも、天気予報では曇りだってえのにさ、何、此の雨は。
金冷やしの分岐を左に向かって驚いた。木橋と階段の連続だ。何時の間に造ったんだろう。確かに大分崩れて居たから、県が手を入れたのだろう。大丸の登りもご同様だ。
鍋割山稜には入ってからは、急に人が居なくなる。静かな道で有る。綺麗な道で有る。これで晴れて居れば最高なのだが、小雨は降り続く。其の癖平野部は見通せて、気分が晴れ晴れする様な山稜歩きだ。
中高年のパーティ二つと擦れ違う。どちらもご夫婦連れと見た。あたしも、幾つになっても妻を連れて山を歩きたいものだ。(続)
5 件のコメント:
二金会と間逆なブログなのでコメントはいたしませんが、お元気なご様子。なによりも励みに成ります。
悪戯っ子拝
p.s.
From Sendai
はっはっは、確かに真逆ですなあ。
仙台勤務、ご苦労様です。
平日でも、けっこう沢山の人たちが それぞれの楽しみ方で山歩きを楽しんでいて、うらやましいことです。
そうなんです。あたしも驚きました。特に若者が多い事に。
多分、土日に休めない職種に就く若者が増えたって事でしょう。
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