2012年4月6日金曜日

ハイクへのお誘い その六


 丹沢湖を越えると目の前の山が世附(よずく)権現山だ。昔は本当にマイナーな山だったが、最近は中高年のパーティが増えた為も有るのだろう、1000m位の辺鄙な山も、良く登られる様になった。此の権現山も其の一つであろう。
 写真は丹沢湖を隔てて見た権現山。なかなか良い姿だ。詰まり、登るも下るも急なの。
 二本杉峠から登り、浅瀬入り口に下るルートを紹介しましょう。地図を見れば一目瞭然、下山路は破線になって居る。本当は上りに取るべきなのだが、峠経由とするが、本当のお勧めは逆ルートで有る。
 松田より西丹沢行きのバスに乗り、細川橋で下車する。「100m先権現山入り口」の看板に従い少し進行方向に進むと、二本杉峠入り口が有る。
 入り口は階段だが直ぐ舗装道となる。車止めを越すと道は川原に下りて行くが、下りてはいけない。川原手前で右に水平道と別れるが、そっちへ行くのだ。此処は道標が欲しい所だが、無い。お陰で川原に下り、適当な所を登って峠道へ戻るドジを踏んじまったぜ。
 後は峠迄不明な所は無い。一ヶ所崩れて居るが、支えのロープも有るので、慎重に行けば大丈夫だろう。ま、誰でも危ないとこは慎重になるもんです。
 峠の道標は右の屏風岩山と左の権現山は指して居るが、真直ぐ千鳥橋へ下る表示は無い。木の肌に赤ペンキで「ちどり」と記されて居るのみ。踏み跡も殆ど見当たらない。
 十数年前に通った時にも、既に廃道寸前だったのだから、無理も無い。又一つ懐かしい峠道が消えた訳だ。(大野君の地図には、破線が残っては居る)
 さて、左へ登ろう。此処からが本当の登りだ。左には中川温泉入り口付近と、石棚山から檜洞丸迄がちらちらと見え、右には菰釣山(くどいですが、こもつるしやま、です)から椿丸迄見えて、急登乍ら楽しめる。



 山頂手前のピークに立てば、もう一息だ。写真は手前のピークからの権現山。
 登り着いた頂上は、1018.8m、疎林の気持良いピークだ、汗をかいた甲斐は充分有る。
 木の台が二つ有るので、ゆっくり休んで下さい。下りが本番なんです。(続)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご存知、悪戯っ子はスキーは好きい・・・ですが登山は少し腰が引けます。知った山は大山(階段ばかりで嫌になった)、浅間山(二回)、立山辺りの縦走)、穂高の時は突然の高熱で上らずに済みました。

あと自分の名前の付いた山には一つも登っていません。沢山あるのですがね。

浅間は三合目までオートバイ(気圧の影響でプラグが融けるのでキャブレターの調整が要る)、スキーでも三合目で夕暮れを向かえ足がつり、揉んで直すうちにクラフトしてました。でも15分程度で無事に帰還。後から山屋さんにシコタマしかられました。5月とはいえ尾根を外せば雪崩れるとの事です。残念ながら多分、今も火山活動により入山禁止。富士山も300年のストレスが溜まってるらしいので、自衛隊が全滅もありえます。アレフを元の住処に監禁も好いかもしれません。溶岩流で、これまた全滅。

ハイキングは、お弁当を作ってくれる子が居ればいきますね。塩結びでも丸でも三角でも構いません。BRTサンドなら最高。ワインは持参しますね

kenzaburou さんのコメント...

悪戯っ子さん

残念乍らお弁当を作ってくれる子は居ません。
ご自分で探せば、話は別です。