表尾根の人気は、此の部分(訳が分からなくなっちまったですね、新大日から塔への稜線の事です)に負う処が大きいと私は思って居る。皆さん自覚有る無しに関わらず、多分そうだろう。え、勝手に決めるなって?全くです!
面倒なのでハイライトの記述はしない。もう前に書いて居る事だし。値段も極端に上がって腹も立つし……。(だから、混同するなって)
塔が間近になると、左は大きくガレ落ちて居る。Yと歩き乍ら覗き込んで居た、平成二十一年秋の事。
Y「あそこじゃないの」
私「いや、もう一寸と先だな」
Y「じゃあ此処?」
私「ん、此処だ。此の林に覚えが有る」
Y「そうだ、此処で転がったんだ!」
私「んだんだ」
物好きな奴の章で、私とYがガレ場を突破した所を探して居たのだ。道に出たとたんYの両足がつって、転がった時の事だ。見下ろすと、唯々ぞっとするだけ。良くぞご無事で、と自分達を祝福したい。これじゃあ、突破する迄Yの脚がつらなかったのは、道理だ。
説明が必要ですね。
日帰り登山で一寸と頑張れば、翌日は筋肉痛で、階段を下るのは大騒ぎとは、皆さんご承知の通り。尤も還暦を過ぎれば、一日置いて、今回は調子が良いぞと喜ばせて、意地悪く翌々日に始まる事も多い様だ。私は未だ翌日派だが、何時迄もつ事やら。
ところが、数日掛ける縦走の時は、筋肉痛が起きない。ま、縦走中に筋肉痛になったら偉く辛いだろうが、不思議にもならない。なるのは下山して、家に帰ってからで有る。其れも、大した痛さでは無い。
体が知って居るのだ。筋肉痛になって良い時かどうかを、脚がつっても良い時かどうかを。私の体は私の頭より、頭が良いんじゃないのかい?
(無敵の縦走路 その八へ続く)
2011年10月23日日曜日
無敵の縦走路 その七
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2 件のコメント:
そういえば、、、本当に、山にいる間は筋肉痛はおきないんですね。ふしぎ ふしぎ。痛いのが嫌な人は山から下りてこなければ良いのですね。
それはグッドなアイデアだと思います。
現実は、世過ぎ見過ぎに追われ、山を降りねばならないのです。残念無念です。
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