前にも表尾根に迄蛭が出現する様になったと書いた。昔は早戸川流域以外には、蛭は少なかった。大山辺りで蛭に出会うなんて考えた事も無かった。あ、唐沢川流域は除く。早戸川に支流なので、蛭だらけ。
先月23日にS、Kと日向山に登り七沢温泉に入って来た。400m一寸との山だが、あたしの膝が未だ完全では無いので、思いっきり楽なコースにした訳で、SとKには悪い事をして仕舞ったのだ。
2日前の台風の為、道は枝と葉っぱに覆われて、どこが道だか分からない。倒木も結構有った。吹き折られて居たり、根こそぎ倒されて居たり。
但し其れは植林帯の事で、植林を抜けると普通の風景に戻る。そして又、植林帯へ飛び込んで、脚に色々絡ませて難渋するのだ。
植林帯は地盤が弱る。杉や檜もひ弱い。根張りも貧弱だから土を保持出来ない。葉が貧弱なので新しい土を再生産出来ない。山は痩せる。おまけに水も保持出来ないので、水害の原因ともなる。
仕方無く、葉っぱと枝に脚を埋めて進むのだが、思わぬ落とし穴が有った。湿った葉っぱと枝の推戴は蛭の絶好の居場所だったのだ。
温泉に入るN荘に着く前に、何箇所か蛭にやられて居るのは分かって居た。玄関で番頭さんに、靴下も脱いで調べる様にと言われ、見ると3人共脚にも靴下にも蛭が付いて居る。ティッシュで取ったが10匹以上取れた。
で、ティッシュに火を点け、蛭は火葬だ。風呂場に持ち込まれると、蛭は温泉の中でも平気で生きて居るので、凄く困るそうだ。
特に女性客は、風呂に蛭が居たら悲鳴と非難で大騒ぎ。蛭の生息範囲が広がったのは、鹿や猪が移動し、蛭も移動したのだ。
思わぬ蛭騒ぎだった。Kは初めて蛭に会ったと喜んで(?)居た。
写真は日向山よりの江ノ島です。
2011年10月2日日曜日
閑話 その七十二
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5 件のコメント:
日向山と七沢温泉、、なつかしいです。山頂から海が見えるのですね!!!
「ん十年前」に ひとりで 二回登りました。七沢温泉療養所で、ナースの研修があって、一週間泊り込んで研修を受けに行ったので。内心 研修前後に山に登るのを期待して ウフフ ウフフの気分でしたー。牧歌的で素敵な山歩きでしたが、時期によってヒルが出るのですね。温泉のお湯で死なない とは、、、!こわいですね。
えーーーー!!!!
日向山と七沢温泉をご存知だったんですか!!
低いけど、丹沢の低山です。あ、変な表現をしてもうたわい。
そうですか、あの療養所で研修を受けたんですね。
蛭に関しては違います。昔々はいませんでした。最近静止区範囲が広がったのです。
人間社会と同じ、グローバル化ですね、はははは(涙)……。
蛭の経験はありませんが虻には悩まされてました。小学生時代に北軽井沢で農家に馬を借りに20インチのチャリンコで行くのです。
アヤメという雌なのですが我侭でしょっちゅう草を食べる。すると虻がわいわいやってくるのですが刺されると3センチぐらいに腫れて痛いやら痒いやら・・・
ところでドッグラバーさんは音楽の森先生や息子さんのタクちゃんをご存知ですか? それとリセ成城を企画した方。名前は失念しましたが成城の娘夫婦に呼ばれ嫌々住んでます。
悪戯っ子拝
悪戯っ子さん
馬は見て居るだけで可愛いですよね。
アヤメちゃんに宜しく。多分、あの世ででしょうが。
悪戯っ子さま
成城にお住まいなのですね。
ごめんなさい。森先生、リセ成城、、、、全然わかりません。成城時代のことは、自分のいた小さい世界以外のことは、完全に記憶喪失です。すみません!!!
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