表尾根については既述だが、何せ表丹沢の花形、語り足りないので補足の章です。
有利になったのはヤビツ峠へバスが入る事で、昔の様に蓑毛から登らないで済む事だ。此れで一時間近く違う。
登りの一時間って大きいですよ。荷物にも依るので、一応20Kgとしたら、登りの一時間をカットできるならば二千円は払うだろう。え、生活水準が低すぎるって?そうねえ、確かにYなら一万円でも払うに決まって居る。
私は相変わらず蓑毛派だが、単なる物好きのおっさんなので、まともな皆さんはバスを利用する。至極当然だ。何を好んで柏木林道をセッセと登る必要が有るんだ。
満員のバスで、カーブの連続ってえのが余り好きじゃ無い上に、バスが蓑毛から峠迄二十分位(そんな掛からない?)掛かった覚えが有るので、じゃあ歩いちまおう、となって仕舞うのだ。
ヤビツ峠は賑やかだ。バイクの諸君、自転車の諸君、そして登山者が集まる。自転車で登って来る単独、或いはグループの諸君は、マゾか???あ、済みません、考えれば登山者も全く同じだなあ。
暫く林道を行くのだが、やがて冨士の見えない富士見山荘が右手に現れる。其処から左に入り、一寸で林道から確りした登山道に踏み込めば、直ぐに(一寸とオーバーです)二ノ塔そして三ノ塔に立てるのだから、こんな有難い話は無い。大倉から登れば、そうは行かない。嫌になっちまう程登って、やっと三ノ塔だ。
大倉から三ノ塔を目指すとなると、植林の登りがやけに長くて、嫌だなあと、どうしても思うものだ。下っても変にダラダラしてて、とても嫌だ。それに、途中から林道になっちまうし、全く風情が無い。
お分かりの通り、私はダラダラした登りも下りも好きでは無い。勝負が早いのが好きだと、何度か書いたのは、そう言う事だ。
(無敵の縦走路 その二へ続く)
2011年9月25日日曜日
無敵の縦走路 その一
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