どうでも良い、とは書いたが、思い出したら腹が立って来た。勿論、彼等は私に文句をつけてるんじゃ無いんだけど、Rさんや、小屋で働く諸君の気持ちになると、「ざけんなよ、てめー!文句があんならとっとと出て失せろ!!」と言いたくなる。
其の手の諸君は、多分中年を迎えてから初めて登山を始めたのだろう。だから物事が分からない。さもなくば、頭が不自由な人なのかな?
どっちかだろうけど、どっちにせよ暗くなって小屋から追い出す訳には行かない。そんな奴が小屋の外で、たとえ夏でも、一晩を無事に過ごせるかどうかは分からないので、追い出すのは無謀で有る。(構わないんじゃないの?)
其の点、南アルプスの小屋の親父達は、うっかりそんな奴が居たら、頭から凄い勢いで怒鳴りつけて、はい以上、で終了。だから、南アルプスの親父達を嫌う人も、結構居る訳なのだ。私には嫌う気持ちが分からない。
あ、全部じゃ無いですよ。南アルプスの親父が全員怒りん坊で乱暴者って事は無く、南アルプスの南部には、そう言う親父が多いかなって事なんです。
で、里と山の区別のつかない、で有ろうと思われる人は、私の見た限りでは、一目でエリートだろうなと分かる人なのだ。其れは至極当然な事だ。
今迄、里でチヤホヤされて、何の苦労も無く、何の因果でか山に登る事になって、余りの生活の変わりように唖然とし、小屋の従業員に怒りをぶつける。ふっふっふ、元来が聡いのだから、直ぐに分かるって。
大体からして良い歳して、登山を始めようってえのが偉い!ほかにも楽しい事は五万と有るだろうにさ。ゴルフとか海外旅行とか宇宙旅行とか(其れはねえべえさ)。
よりによって登山を選ぶとは、取り合えず今は嫌な奴だが、本質的には貴方は立派だ。やがて経験を積んで、良い登山者になれるからね!(貴方が、人の気持ちの分かる人ならばだけど)
(山の困ったちゃん その六へ続く)
2011年9月11日日曜日
山の困ったちゃん その五
登録:
コメントの投稿 (Atom)
4 件のコメント:
南の小屋の親爺さんたち、、、気概があって素敵です。
小屋でシンにあるメシに文句言う人は、海にいけば 海が塩辛くて文句を言い、きっと天国でも、文句を言っていることでしょう。
多分、天国には行けないと思います。
昔いた会社の女性に豪傑がいました。南アルプス6峰を全て単独で制覇したとゆってました。
ただ残念なことに母上と山岳行をした際に母上を滑落で亡くしたことです。
海も山も危険が伴いますが、だからこそ皆、挑みたいのでしょうね。
悪戯っ子排
悪戯っ子さん
其の女性は本当にお気の毒です。
一生悔やむ事でしょう。
でも、山なんだから、仕方無いんですよね。
コメントを投稿