Yとの長い山旅で出来上がった素晴らしい習慣が有る。何、馬鹿みたいな話なんだけど、山行最終日の真夜中の宴会だ。
何日間の山旅でも関係ない。兎に角最終日の夜中にゴソゴソと起き出して、宴会が始まるので有る。
一泊の時も同じ事なのだ。詰まり、一泊の時はせっせと登ってテントを張って、宴会をして翌朝降りて来るのだ。え、だらしねえ奴等だって?済みません……。
縦走中は早寝早起き、六時前には歩き出し、出来たら(出来ない事も多い)午後二時迄には行動終了、設営に掛かると言う生活なので、酒も程々にして寝て仕舞う。あ。今の時間取りは冬春・夏で、秋・冬だと起きるのは一時間程遅くなる。冬はY連れの時は丹沢のみだけど、丹沢の冬も馬鹿にゃあならない。
で、季節に依らず寝る時間は大差無い。何てって明日が有る。「あしーたが有るーさ明日が有る♪」って楽しいもんでは無く、相当なプレッシャーなのだ。
しかし最終夜は違う。気分が全く違うの。確かに明日の行程は有る。しかし其の一日だけだし、多くの時間は東京へ向かう乗り物の中だろう。従って前夜は、早くも心は解放されて居るのだ。
最終夜だって寝る時間は何時もと同じ、六時頃(やけに早いって?良いの、疲れ果てて居るんだし、さっき書いた通り朝は何たって早いんだから!)、それで一眠りすると、どちらからとも無く起き出す。
多くの場合は、Yがヘッドランプで何か食べて居るので、あたしが目覚める。彼は大食いの部類なので、明日の心配が無くなると、急に腹が減るのだ。うーん、何と無く分かる気がしないでも無い。
それで飢えたYが、ガサガサとレジ袋をかき回し、煩くて目覚める訳だ。
下らない話は続きます。
2011年9月10日土曜日
閑話 その七十一
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2 件のコメント:
写真、美しい氷の花ですね。寒かったでしょう。
山行の最後の夜の宴会、、良いですねー!夜中に起き出して やわら食べ物を探し出して宴会、、、持ってきたアルコールは 飲みきってしまわないとね!!!
はい、良いもんなんです。最期の晩餐と言ったら、キリスト者に叱られるかの知れないけど、山行の最期の晩餐で、飲み放題、天国ですなあ。
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