鼾が迷惑な場合も有る事は前述だが、鼾、歯軋りは生理的現象なので、仕方無い。万が一出くわした時は、我が身の不運を嘆くのみしか無い。
とは言うものの、Yの鼾で出発出来なかった北関東の二人は、嘆く前に怒った事だろう、はっはっはっは、あ、失礼。
Yの鼾の話は、主脈の章に書いた。随分前になるので、ご知無い方は、主脈をご覧下さい。どうせ、下らないんだけど。
適度で無く、過度に酔っ払う人。此れが中々迷惑なのだ。里でも山でも同じですなあ。
山と酒の章で、菰釣山避難小屋の宴会を書いたが、あの時の大阪のおっつぁんは、ヘベレケになって騒いで、大変迷惑で有った。とか言って、一緒になって遅く迄騒いで居た我々も同罪だ。
神戸から来た初老の二人には触れたが、実はもう一パーティが寝て居たのだ。暗くなってから小屋に着いた五人(だったと思う)の学生だ。メットを持ち、沢登の装備で有った。
私「何処をやったの?」
学生「水ノ木沢です」
私「藪が酷かったでしょうが」
学生「ええ」
此の時点でもう、私の舌は縺れて居たのだった。学生の諸君は軽く行動食を食べ、シェラフへ入って仕舞った。だが、我々の宴会は続く。大阪のおっつぁんは騒ぐ。我々も騒ぐ。迷惑をお掛けしました(ペコリ)。
結局、迷惑な登山者が自分になっちまったぜ。やばいやばい。他の酔っ払いの話にしよう。
尊仏山荘に冬泊まった。季節には珍しく一杯で、自炊組は別棟に集められた。十人程も居た。此れも珍しい。普通は自炊客は殆ど居ない事が多い。
お陰で暖かかったのは良いのだが(一人だったら、深々と冷える)、過度の酔っ払いの被害を受ける羽目になった。今回は被害者で有る、えっへん(おいおい)。
(山の困ったちゃん その三へ続く)
2011年8月28日日曜日
山の困ったちゃん その二
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