2011年8月24日水曜日

山の困ったちゃん その一


 十年程前に読んだのだが、X軸を社会的規範として、+が大きくなると其れを守り、-が大きくなると無視する。Y軸を人生に対する積極性とし、+が大きくなると積極性が増し、-が大きくなると減る。アンケートの結果を其の変わったグラフで表して居た。
 X軸Y軸共に+の上の方、詰まり人生に積
極的で、社会的規範を守ると言うタイプの人の趣味の代表は、登山で有った。ランニングや音楽や読書や、様々有ったが、一番右上は登山だった。
 分かる様な気がする。大体からして、スト
イックな趣の有る趣味だ。やる気でやらなきゃ出来ない。何と無く、気が向いたから、と出掛ける訳には行かない。ま、高尾山は別にしてだけど。
 相手が大自然だから、其の規範には逆らえ
ない。逆らえば、遭難の二文字が待って居る。従って、決め事(嵐の中を行動するなとか)は嫌でも守る様になる。
 因みに対極の、X軸Y軸共に--の人の趣
味のトップはギャンブルだった。
 此れは山のブログだから、臆面も無くしゃ
ーしゃーとして言っちまおう。詰まり、登山は高尚な趣味なのだ(と言っても間違いでは無いでしょう)。
 とは言っても、山に登る人全てが立派な人
と言う訳では無い事は、私を見ても(知ってる人は)良く分かるだろう。
 と言う訳(どんな訳?)で、迷惑な登山者
を取り上げて見よう。勿論ゴミを捨てて行く様な奴や、ルートの柵を無視して植物を踏み荒らす奴や、人を崖に突き落とす奴や、人のリュックから物をかっぱらう奴や、道標の向きを変えて喜ぶ奴や、人の入って居る雪洞を突然埋める奴や、小屋に火を点ける奴や、金を出せと登山ナイフで脅す奴や、吸殻をポイ捨てする奴は論外で、犯罪者として扱うべきなので対象外とする。
 (山の困ったちゃん その二へ続く)


0 件のコメント: