畦ヶ丸にSとKを連れて行ったら「丹沢にもこんな良い所が有るんだ」と喜ばれたと、前に書いた。勿論、私が藪山ばかり引き回した所為なので、SとKの誤解だとも書いた。
でも、確かに畦ヶ丸は良い山で有る。誤解だとばかりは言い切れない部分も残る。従って又取り上げて見ようと思う。三年半振り以上となりますか。思えば此の愚ログもダラダラと続いたもので、我乍ら呆れてしまう有様ですなあ。
頂上の避難小屋の素晴らしさは、畦ヶ丸の章でたっぷり書いた筈だ。え、筈だって、自分の文章を覚えて無いのかよ?そうなの、碌に覚えて無いの。ま、歳と酒の所為なんで至極当然なのだ。
で、畦ヶ丸近辺にはもう一つ避難小屋が有る。大滝峠上から四十分程下った所に、建って居る。流石に東海道自然歩道で有る。事故が有ってはならじと、ちゃんと避難場所を用意して有る。
尤も、其の避難小屋を活用出来るかどうかは、夫々の経験が決めるのだが、用意して有るだけでも良しとすべきだ。さも無けりゃあ、冷え冷えとしたビバークになっちまう。
其処の小屋は環境が良い。其の近辺は何処でも環境は良いのだが、此の小屋は鬼石沢とステタロー沢の分岐点に有る。其処は小広い合流点と言っても良い。二本の沢に挟まれて居るのだから、水に不自由しない。決っしてしない。
しかもですよ、泊まる人はまず居ない、或るいは、殆ど居ない(と思われる)。だって、凄く半端な場所なのだ。此処を選んだ環境庁に聞きたい位、訳の分からない場所だ。バス停からなら一時間二十分、一体誰が泊まるのだろう?
(内緒の話ですからね その二へ続く)
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