2014年8月17日日曜日

クソ面倒な話 その六十九




 前回の続きになる。朝鮮戦争の時のアメリカ兵相手の慰安婦が、韓国政府を相手に集団訴訟を起こした。
 何故なんだ?国に強制されたからだそうだ。当時の韓国は法律に依って売春は禁じられて居た。併し、米軍の依頼(或いは命令)で、国家機関が売春婦を集めた。結構エグイやり方もした様だ。
 其の責任者が韓国現大統領の父親だったと言うのが、極めて皮肉な話だ。天に唾を吐けば己に返って来るって事だろう。
 日本も韓国もアメリカも、此の件に関してはマスコミは殆ど沈黙だ。日本の問題なら大騒ぎするのにね。ニューヨークタイムスはどうしちゃったのかな?朝日新聞もだよ。
 詳細には調べて居ないけど、待遇には相当差が有った様だ。日本軍の場合は嫌な相手は断る(!)事が出来た。此れは一寸とした驚きだが、兵士の手記を読むと事実の様だ。彼は高射砲隊の兵士で、「敵を落としてから来い」と慰安婦から言われて帰された、と有る。
 オバマ大統領は、慰安婦問題(日本の)に対し、重大な人権侵害だと演説したが、自国の場合はどう言うのだろう。多分スルーで逃げ切るだろう。何も言えないもんねえ。
 一応ネットで海外の反応を見た。日本軍相手は性奴隷で、アメリカ軍相手はビジネスだ、と言う意見が有った。はっはっは。
 前に書いた通り、奴隷に高額な金は払わない。性奴隷と言う呼称の持つ力だ。バイアススを掛けず、共に娼婦だと表現すべきなのだ。
 強制性の問題が有るが、同じ事だ。多くは強制された。誰に?親にだ。悲しい事実だが、日本の娼婦も親に売られて来た者が多いのだ。
 日本軍の場合は二十歳以上との規定で、下請けに募集をさせた。米軍の場合は、其処迄の配慮は無かった様で、十代の少女も慰安婦にされて居る。
 従って、アメリカに建てられた慰安婦像は、十代の少女だった訳だ。え、深読みし過ぎ?
 さて、朝日新聞が一部の誤報を取り消した。誤報ではなく、意図的な捏造なのだが、其れについては(あたしは嫌なんだけど)次に。

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