2014年3月25日火曜日

思い違いは世の習い その六




 実はNも似た様なもんなのだ。個人の話にしたけど、「登山者に美女は居ない」は普遍的な勘違いで有る。もし、「登山者に美女は居ない」を成立させれば、「登山者以外は皆美女だ」が成立する。明らかな思い違いです。

☆思い違いその六 「登山者に悪人は居ない」
 こう言うのは辛いが、此れも全くの思い違いだ。残念乍ら悪人も居る。悪人が居ない世界は此の世に無い。ヴァチカンだろうと警視庁だろうと裁判所だろうと企業だろうと学校だろうと地上の楽園だろうとだ。
 M山荘の前経営者は、小屋に有ったコレクションのピッケルをごっそり盗まれ、嫌になって山を下りた。犯人は事情を知った奴、詰まり常連の登山者に決まって居るからだ。
 昔よく有った話だ。冬山に備えて物資を荷揚げし、デポしとく。本番で、デポへ補給に行くと、ごっそり盗まれて居る。即席ラーメン位は残って居る様だ。パーティに取っては死活問題だ。何とか下山するだけでやっとだ。
 一体何を考えて居るんだ、冬山のデポだぞ??? 下手すりゃあ一パーティ全滅も有り得るんだ!! 金が無いのか?或いは人間性が無いのか? きっと後者だろうと、私は思って居る。
 悲しい現実では有るが、山は決して聖域では無い。良い人も登って来れば、悪い奴も登って来るのだ。其の説明で、二つ程例を挙げた。勿論、外にも色々有る。
唯此れだけは言えるだろう。山は里よりも、良い人の割合は高い。
 其れは、汗をかいて登って来なければならないからだ。そして、大自然が心を清めるからだ(え、珍しく甘いぞって? ヘへへ、たまには良いでしょうが)。
 又もや、どうでも良い事を書き散らして仕舞った。悪い癖だとは心得て居るのだが、中々直せるものでは無い。と言う訳で、大変失礼致しましたです!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

M 山荘の前経営者が、コレクションのピッケルを盗まれて、山を下りたお気持ち、、、哀しいですね。コレクションは自分で苦労して集め手こそ楽しいのに、人のものを盗んで嬉しがるなんて、、、もう、そいつ、山の神の天罰を受けて死んでますね!!!

kenzaburou さんのコメント...

死んでます、多分。
10年以上前の話なので。
生きていたとしても、ろくな事にはなってないでしょう。