2014年3月11日火曜日

休題 その百二十九




 最近はボーリング技術の発達に依って、其処らじゅうに温泉が出来た。町田にも有るが近いのは相模原で、車で十分強で行ける。泉質は、例の東京仕様の茶色い温泉だ。嫌う人も居るがあたしは好きで有る。
 此の日帰り温泉の特徴は、時間の縛りが無い事で、一日居ても構わない。まさか一日中風呂に入っては居られないので、風呂を上がって寛いでも、又風呂場に戻れるのだ。
 其の為にレストランも有って、食事も酒も提供して居る。うーん、商売上手だ。入浴料のみで無く、飲食料も収入になるのだ。其れが客の便宜にもなって居る。
 車だからビールが飲めない!と言う御仁には、町田と相模大野から送迎バスが有る。何とサービスが良いのだ。尤も、駅の反対側なので遠くて、あたしは利用しない。従って、ビールが飲めない!の御仁で有る。
 内風呂とジェットバス、露天風呂とミストサウナにドライサウナ、勿論水風呂完備だ。矢張り広い湯船は良い。湯の中で体を伸ばすと、疲れも流れ出して行く様だ。
 だけど、内風呂が一寸と狭い。贅沢者のあたしゃあ、其れがどうもね。柄でも無いの章では無いが、詰まらない処に贅沢なのが、あたしの売りだ(買わない?)。
 そう思うと、鶴巻温泉の弘法の湯は合格で有る。時間の縛りが無けりゃあもっと良いんだが、其れは置いておこう。
 内風呂が広くて、湯面がたゆって表の明かりで光るのが、偉く素敵なのだ。
 たゆるって言葉を聞いた事が無い。辞書を見たが、無い。あたしの造語の可能性が高い。或いは、思い違いだろう。どっちにせよ、状況を表して居るので、此の侭行っちまおう。
 閑話にも書いた妻と行った時の事。脱衣所で裸になって、風呂場に入った。すると、服を着た人達がウロウロして居る。何だ?どうした、湯船は何処だ??
 あたしは廊下に、裸で立って居た訳だ。従って湯船は無い。ソファーは有る。其れに座って居る人も。当然裸では無いけど。
 直ぐに状況を悟り、引き返した。その間三秒位かな。どっちにせよ、危ない親父だ。
 妻に話したら、惚けたかと疑われた。多少は惚けかも知れない。ま、良いさ、誰に迷惑を掛けた訳でも無いしさ。
 え、あたしの裸を見て嘔いたって?それは気の毒だったねえ~♪

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

あ、、、あぶなかったですねー!!!
ともかく、ご無事でなにより!!!

kenzaburou さんのコメント...

本当に、一瞬状況が分からなかったです。
何で服着てんの?
湯船は何処?
惚けです。。。。。