2013年9月2日月曜日

誰でも~登れる~♪ その二



 
 其処迄行っちまえば、塔へは二十分だ。しかも花立からが山なのだから、突然山が始まる訳だ。乗らない筈が無いでしょうが。
 力一杯の頑固者が、断固ロープウエイを拒否して、大倉尾根を登るとしよう。約三時間の登りで花立に着く。夏ならば、きっと汗まみれだろう。季節の良い時でも、一汗か二汗はかかされて居る筈だ。
 花立には、汗一つかいて無い登山者と、観光客が群がって居る事だろう。力一杯頑固者は其の人達を掻き分けて塔へ向かう。其の道も、きっと人で一杯だ。
 そして塔の頂上にも、汗と無関係な人の群れ。流石の力一杯頑固者もガクッと膝を付き、次はロープウエイに乗ろうと、堅く心に誓う筈だ。
 従って、何処の山でも、ロープウエイやケーブルカーの横や下を登って居るパーティは極めて稀なのだ。居たとしたら、其処を登るのが目的の確信犯だ。是非頑張り給え。
 さて、私が乗ったロープウエイやケーブルカーは何処だったのだろう。え、そんなの何処でも良いって? あのさあ、たまには付き合っても、罰は当たらないよ!!
 えーと、拙い事を書いちまったので、私は遠くに行くのが嫌いなんだから、語るべき事柄は、皆さんの方がとっくにご存知だ(若し、人が来てればだけど)。
 めげずに、図々しく語ろう。元々そんな愚ログなのさ。今更しおらしくしたってバレバレよ、手遅れってもんだぜ、ヘヘンだ。
 北から行くと、那須の茶臼岳だ。閑話で、朋友達と晩秋に訪れて、強風と凍った路に恐れをなした朋友諸君が逃げ散ったと書いた。晩秋の那須は登山者の世界だった、とも。
 私は其の時にしか、那須のロープウエイは利用して居ない。外は冬山で、運行はされて居ない時ばかりだ。冬に運行しないのでは無く、雪で道路が埋まったり、強風の為だったかも知れない。
 (誰でも~登れる~♪ その三へ続く)

0 件のコメント: