2013年2月23日土曜日

休題 その百四




 ロードオブザリングの話は前にした。二回位したのかな?覚えて無い事は良いとして(惚けちまったんだよ!)、其の前編の“ホビット”が公開された。要するに、エイリアンとプロメテウスの関係だ。
 監督は同じでピーター・ジャクソン。一寸と出るフロドも同じ俳優、ガンダルフも同じ、ケイト・ブランシェットも同じ。
 違うのは、ゴチャゴチャしてんのだ。そして、キャラが(今の処)立たない、ゴチャゴチャしてるからだろうけど。十三人のドワーフと、若き日のビルボとガンダルフで祖国奪還の旅に出るのだが、ドワーフが十三人も居たら、誰が誰だか分からない。“ホビット”ではなく“ドワーフ”にすべきだろう。
 せめて、リーダーの王子だけでも魅力的なら何とかなるだろうけど、此れ又(今の処)魅力が無い。ロードオブザリンぐと其処が大違いなのだ。
 アラゴルン、レゴラス、ギムリの、人間、エルフ、ドワーフのキャラが見事な事。そしてホビットのサム、メリー、ピピン。エルフ達もだ。うーん、“ホビット”には(今の処)残念乍ら其の、見事なキャラが立って無い。
 ”リング”はちゃんと花を添えて居る。エルフのアルウエン、ローハンのお姫様、ケイトブランシェット(彼女の役名が分からないの?はい)。男の世界に、凛々しくも美しい女性を配して居る。
 “ホビット”は男だけだ。其れは良い、あたしもそう言う世界は嫌いじゃない。現にアラビアのロレンスも男ばかりだった。女性は数カット、背景として登場するのみだ。でも、ピーターオトゥール、オマーシャリフ、アンソニークイン等の圧倒的魅力と砂漠の迫力が相まって、世紀の名作となった。
残念にも“ホビット”は(今の処)寄ってたかって汚い。あたしには言われたくないだろうけどね。
 今の処、と何度も断るのは、3部作の一作目なので、今後一気に変わる可能性が有るからだ。其れと、”リング”も映画館で見た時は分からずに、何だかなあ、と思って居た不明なあたしだからだ。素晴らしい作品なのに、気付かずに居る可能性も、大いに有るのだ。
 詰まり、馬鹿って事?……そうなの。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

これを読んで 結論。お金を払ってまで、美男子が一人も出てこない映画なら、見に行かなくてもいいや!!!

kenzaburou さんのコメント...

はい、全く美男子とは無縁です。今の処美女とも無縁です。
妻の感想も、ゴチャゴチャしていて汚い、でした。