2013年2月15日金曜日

我がロマンチック街道 その九





 巻機山からは、ほぼ東に稜線は延びて居て、永松山(1634,7m)、下津川山(1927,7m)、此処から東北へ向かい、越後沢山(1860,8m)、此処から北上して丹後山(1808,6m)に到る。此の間の様子と丹後山避難小屋でのドジは、「思い出したくない」の章のトップに書いて有る。
 題名通りに思い出したくも無いので、此処には書かない。もしも興味の有る方は、そっちを参照して下さい。

☆第八区間
 さて、丹後山から尾瀬に到るのが、ハイライトだ。長くて道が無い。正確に言えば丹後山から大水上山(1831m)の間、夏道で一時間弱の間しか道が無い。
 勿論、登山道は兎岳、中ノ岳から八海山、或いは越後駒ケ岳へと続いて行くのだが、上越国境稜線は大水上山から東へ、人気コース(?)と分かれて行って仕舞うのだ。勿論路なんか無い、尾瀬ヶ原に到着する迄はねえ~♪
 此のロマンの最後で有り、且つ八つ目の区切りで有る。此処は山中四泊を掛けた。入山前には越後湯沢の駅で一泊して居る。
 此の区間はYと一緒だった。スタートの第一区間と、ラストの第八区間(時間軸は異なる)をYと歩いたってえのは、何の縁だろうか?Yに聞いて見たい。多分こう答えるだろう。「死ぬ程嫌だったんだけど、しょうが無かったんだよ!!」
 言いたい事は良く分かる。でもYよ、私のロマンの上越国境稜線縦走のスタートとラストを飾れたんだぞ、パンパカパーン!!
 え、そんなの知らねえ、そんなのお前の勝手だろうって?……まあね、仰る通りだよな。確かにYには全く関係無い事だ。でもさ、そんなに嫌なら、春山に誘われても来ないんじゃないのかい、Yよ。あ、答えは要らないよ。分かってるからさあ。御互い野暮は言いっこなしだぜ(ニヤリ)。
 (我がロマンチック街道 その十へ続く)

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