2012年5月9日水曜日

クソ面倒な話 その四十六



 四十五の続きだから、現政権を罵って居るので、現政権がお好きな人は、さようならです。
 で、其の考えない(考えられない)政府を選んだのは国民で、領土を奪われても、国民の所為なのだ。
 意味不明でしょうか。(そんな事あ無かろう)
 今回は領土の話だ。中国の古代王朝(秦に依る統一前)のどっかで(何処かって?覚えて無い、自分で調べてね)隣国が色々と要求して来た。大臣は怒って、拒否して戦うべしと言うが、王は笑って隣国の求めに応じる。王妃も財宝も馬も言いなりに与える。
 或る日、僅かな領土を割譲の要求が有った。大臣はほっとした。今迄は偉い出費だった。不毛の領土をくれてやるなぞ、容易い(たやすい)こった。で、いそいそと、王に要求を呑む様に進言した。
 王は大臣の首を撥ね、隣国に攻め込んで滅ぼした。理由は、国は領土と国民で有り財産では無い。不可侵で有るべき領土を要求するのは、国を乗っ取る為だからだ。
 此れは中国の教えで有る。彼等(中国政府)が知らない筈が無い。今、日本は試されて居る。政府が何処迄馬鹿で、領土を簡単に手放すかを。
 もし、簡単に手放せば、何処迄行けば本気になるのだろう?対馬か?沖縄か?九州か?
 冗談だと思った貴方、あっと言う間に欧州西部を席捲したヒットラーと言う男をご存知ですか?そしてヒットラーの好きにさせたのは、平和主義だったのは、ご存知ですか?
 今此処に有る危機に気付かないとしたら、現政府は存在理由が無く、在るだけ邪魔な存在と成り果てる。其の証明は、歴史がするだろう。でも、其れでは手遅れと言う事だ。
 石原都知事が尖閣諸島を買い取ると発言し、大きな反響を呼んで居る。流石で有る。九割の人が賛同したと言うのだから、未だ日本も棄てたものでは無い。寄付も随分集まりつつ有る様だ。政府には何も出来ない事を、国民は見切って居る。
 何時迄やるんだろう、何も出来ないのに、現政権はです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そうでしたね。アメリカが強くなければ九州は中国で北海道はロシアでしたね。
国体(死語?)は・・・ といえば今は無いのです。軍隊の後ろ盾の無い国など「地図もコンパスも視界も無い山を歩いているようなもの」ですから。実篤先生は尊敬しますが、彼の夢の理想の村は露のように儚く消えました。
中華思想はモンゴル帝国ほど柔軟では無く、毛沢東以降も脈々と続いているようです。
悪戯っ子はラジカル且つ現実主義なので、地勢的に日本は核弾頭を積んだ大陸間弾道弾に、戦略核を装備した原艦(イスラエルが既に持ってます)と原子力空母を持たないといけないと思います。
でも、そうすると想像を超えた税金を集めなきゃいけないので不可能。結局、USAの中露に対する防衛線でしかないのですかね?

kenzaburou さんのコメント...

残念乍らUSA軍の一部の機能を果たすのみでしょう。
そもそも自衛隊は、そう言う造りになって居ます。
独立したければ、仰る通りの方法ですが、財政が破綻します。