2012年3月1日木曜日

休題 その八十六


 写真は、文とは無関係で、済みません。

 ミミズを好きだと言う人は、殆ど居ないと思う。でも人は好き好きなので、ミミズに頬擦りして可愛がる人が居ても、決っして不思議では無い。
 ミミズは酷く下等に思われて居るが、何も無い極めてシンプルな外観の所為が大きいのだろうとは推測出来る。
 実際は、ゴカイの仲間だったミミズが、地中で生活し易くする為に余分な物を取り去った、詰まり俗に言う処の逆進化(変な表現、進化って常に複雑怪奇になるって事かい?)の結果で有る。詰まり、酷く下等では無い!(ま、あたしが力む処では無いんだけど)
 ミミズは土を食べ、含まれる微生物や菌を吸収して土は糞として排出する。其の糞が微球状となって、作物の育成に非常に適した土となる、要するに土を耕す益虫だとは、農家の人ならば、昔よりご承知の事だ。知らぬは街住まいの人間のみ。
 生ゴミも、ミミズを使って良質な堆肥にする事が出来る。やって居る所も有るが、外国だ。日本でも真面目にやってみるべきでは?太陽電池の半分以下の研究費で、良い結果が出るに決まって居る。
 あ、誤解されたかな?あたしは太陽電池を嫌ってんじゃ無い。太陽電池をエコの代表格に祭り上げる風潮をあざ笑ってるんで、非常に科学的態度だと思う。
 ミミズは良質な蛋白質でも有る。一時、其処に着目したマック(マッキントッシュじゃ無くマクドナルド)、外の思惑も有りミミズ牧場が彼方此方に造られた。
 人間ってえのは、馬鹿ですなあ(含むあたし)。ミミズバーガーなんてふざけるな!!と

意味不明の非難の中、ミミズ牧場は皆潰れて仕舞った。マックの偉く体に良く無いハンバーガーより、遥かにましだったのに……。
 何時の日か、血相を変えてミミズを追いかける日が来ない様に祈ります。

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