2012年3月6日火曜日

一寸と嬉しい その一


 山で、一寸と嬉しい時の話。何だか女性誌みたくなっちまったぜ(あ、差別じゃ無いです、勝手に適当な喩えと思ったので、違って居たら御免なさい!)。ま、閑話の一種だと思って下さい。大体、すっごーっく短いので、怒らないで下さいね。

 ○山道で五百円玉を拾った時

あのねえ、下らないにも程ってもんが有る!
 失礼ぶっこきました!今後は真面目にやり
ますです!!

○路を譲って礼を言われ時

登り優先が決まりなので、登って来る人が有れば、適当な場所に避けて通過を待つ。普通は其の状況を察し、急いで登ろうとする。大概は「あ」とか「済みません」とか言う。あたしも余程バテて無ければそうする。急げない程バテて居たら「有り難う御座います」とは呟く(それでもやっとの事)。
 そう言う反応の人には「ゆっくりどうぞ」
と声を掛けるのが常で有る。処が中には、待ってるこっちを全く無視して通って行く人も居る。あたしが「今日は」と声を掛けて居るのにだ。
 まあトコトン、バテて居るのだと思おう。

 ○登って居る道を譲って貰う時

 さっきの逆バージョンだ。決まりを守らない奴(あえて奴と呼ぶ)は何時の時代でも必ず居るので、こっちが登って居る(其れも情無くも、やっとに)のに、どんどん降りて来て、こっちが避けなければならない事も、たまに有る。
 人の身になれない人は、結局誰も貴方の身
になってくれませんよ。
 ちゃんと決まり通り譲ってくれる人、或い
はパーティは、立派な山男か山女です。良い登山をする事でしょう。
 (一寸と嬉しい その二へ続く)

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