写真は笠ヶ岳。槍、穂高を裏から眺める絶好の山で有る。笠ヶ岳から北上すれば、双六小屋で主稜線に合流する。
あたしは、新穂高からピストンしただけなので、主稜線には辿り着いては居ない。双六へは、新穂高から沢沿いに登ったのと、槍から下った事が有るのみだ。
で、笠ヶ岳へは昔々、石雪崩のBと登った(意味不明の方は札掛の章を参照願います)。季節は夏、前夜は新穂高のキャンプ場で幕営し、翌朝テントを担いで笠ヶ岳へ登った。これまた急な登り一方。全く地図の通りで有った(え、そんなの当たり前だって?そりゃそうだよね)。
多少若い頃でも、8時間の幕営装備を背負っての登りは、結構効いた。幕営地は笠ヶ岳の直下に有った。
水場が印象的で忘れられず、ま、此れを書いた様なもんだ。
其の水場がどんなかってえと、雪渓がどんと有って、其の雪が解けて落ちる水をトタンで受けて居る。其れでコヘルを満たすの。そんな水場は初めてなので、面白かったのだ。
山頂は目の前で、夕日の近づいた穂高を大勢の人達が見て居る。Bは言う。
B「頂上に行こうよ」
私「明日も良い天気だ、朝行けば良い」
B「でも、今見たくないの?」
私「明日の朝。今は飯の仕度だ」
で、翌朝はガスの中。Bがあたしを責めるのは無理も無い。でもBよ、あたしも悔しかったんだ(言い訳にもなって無い?はい、全くです!)。
馬鹿なあたしの為、ほんの僅か先のピークからの景色を見逃したのは、申し訳無い。併し、テント場からの景色と変わり無いだろうし、ピークはガスの中立ったのだから、目的は達成だ(え、駄目?)。
いずれにせよ、地味だけど良い山です。
2012年3月21日水曜日
閑話 その七十九
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2 件のコメント:
新穂高から沢登りで笠ヶ岳に登頂、、、すごいなー!!! すごいなー!!!すごいなー!!!いいな いいな いいなー!!!
わー!私の書き方が下手過ぎました
(汗、ポタリポタリ)。
途中まで沢沿いに登り、鏡平を経て双六と書くべきでした。
詰まり、当たり前の登山道です(汗、ポタリポタリ)。
スンマヘンスンマヘン(ペコリペコリ)。
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