2012年3月16日金曜日

ハイクへのお誘い その四



 ヤビツ峠からは、殆どの人が大山へ向かうか、林道沿いに表尾根へ向かう。ヤビツ峠と二ノ塔を結ぶ稜線には、岳ノ台と言う899mの山が有り、マイナーな存在なのでご案内しようと、三日に行きました。そう、皆さんの通る林道は、岳ノ台を巻いて居るのだ。
 三日は道路凍結の為、バスは蓑毛止まり、どうせ其のつもりだったので問題は無いのだが、蓑毛が人で一杯、皆さんヤビツへ行けず降ろされた訳だ。
 二十人以上の大パーティが居て、リーダーが説明して居る。
「歩いてヤビツに登る事になりましたので、岳ノ台を越えてから、場合に依っては二ノ塔へ登らず、下るかも知れません」
 げ、ちっともマイナーじゃ無い。昔はろくに知る人も無い山だ
ったのに。一瞬此の企画は流そうかと思ったけれど、折角だから(何が?)生かす事にしました。
 蓑毛から車道を右に折れ、春岳沢に沿ってコンクリートの道を登る。暫くで木橋を渡って対岸を左へ向かう。後はうねうね登ると峠で有る。車道に出る直前で、右に登る道を分けるが、大山方面近道なので真直ぐ行く。
 車道を10m程右に行くと、左に岳ノ台入り口の看板が有る。バスで峠に着いた場合は、少し戻ると、右側に有る訳だ。
 積雪の為良く分からなかったが、階段が確り造られて居る様だ。十分一寸と登ると東屋が有り、道は直角に左に曲がる。
 少々下って登り返すと、展望台の建つ岳ノ台頂上だ。大山と二ノ塔の展望が良い。富士も見える筈だが、西はガスって見えなかった。



 冒頭の写真は大山。此の写真は、ガスが一瞬切れた時の二ノ塔で有る。展望台では大山しか見えなかったのだ。
 入り口から山頂迄、地図上で三十五分、実際もそんなもんだった。展望台には三人のおじさんパーティと一人の若者が居た。ふーん、大昔歩いた時は、路は不明瞭で、当然乍ら人っ子一人会わなかったが、時とは流れるものなのですなあ。(続)


2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

なるほど、ヤビツ峠までバスが行ってくれないときもあるのですね。
たしかに、山の写真をとるにには、タイミングが難しいですよねー。ガスがかかって、もう下らないといけないのに、寒くて震えてるのに、写真のために、ねばって、それなのに写真が撮れなかったり、、、。これ、良い写真ですねー!

kenzaburou さんのコメント...

お褒めに預かり恐縮です。
仰る通りタイミングで、たまたま姿を現してくれたので、ラッキー!って事なんです。